公開日:2023年5月26日
レンタル:2023年11月3日
---------------
●お話
かつて伝説の暗殺者として恐れられた男ウィガンは、引退後は財テクで成功を収め、派手な生活を送っていた。そんなある日、妻が友人と旅行へ出かけることになり、ウィジンは妻から友人の娘である女子高生ユンジの世話を頼まれる。軽く考えて引き受けたものの、ユンジは人身売買組織に誘拐されてしまう。ユンジを救うため再び戦いの世界に身を投じ、暗殺者としての本能を呼びさましていくウィガンだったが……。
---------------
●感想
先日見た韓国映画、
「告白、あるいは完璧な弁護」
に続いて
今回も韓国映画を観ました。
こっちはいかにも韓国らしい、
コミカルな要素や
あり得ない設定が盛り込まれています。
でも、
やりすぎてないし、
それが良い味になってるので、
面白かったです
引退して平穏に暮らす超一流の殺し屋が、
しょうもない騒動に巻き込まれて、
現役時代なら絶対に相手にしないような、
三流の反社組織と戦う羽目になる。
・・・みたいな話。
やたらと殺しまくるシーンとか、
まるで、
韓国版ジョンウィック的な映画でした。
物語ですが、
主人公の「ウィガン」は超一流の殺し屋。
今は引退をしていて、
殺しの仕事で稼いだお金を使って、
いくつものビルを所有し、
現在はその家賃収入で生計を立てている。
・・・と言う建前だけど、
まだまだ貯金はたくさんあるので、
実は悠々自適の超大金持ちです。
この映画の主人公は、
コミカルな世界観でもクールに戦う姿が、
見た目も所作も渋くてカッコ良い。
でも、
拳銃がどんなに撃っても弾切れしない設定。笑
マガジンの入れ替えなしで
拳銃を連射しまくるのって、
あり得ないけど迫力あるんだよねー。
そういうところは、
昭和の日本のアクション映画っぽくて、
懐かしくもありました。
ある日、
奥さんから、
(旦那が元殺し屋とは知らない)
友達の家がリフォーム中で、
それが完成するまでの約3週間、
その友達と旅行に行くことにしたから、
友達は母子家庭だし、
友達の娘はあなたが面倒を見てあげてね
・・・とお願い(強制)される。
そんなの面倒くさいから絶対嫌だけど、
奥さんのことが大好きすぎる主人公は、
結局断れずにそれを引き受ける。
でも、
いくら友達の旦那とは言え、
思春期の女の子を、
知らないおじさんに預けるとか、
さすがにその設定は
強引すぎてあり得ない。笑
奥さんの友達の娘「ユジン」は、
見た目はごく普通の真面目そうな女の子。
だけど、
実はとんでもねー遊び人で、この日も、
友達と遊んでそのまま友達の家に泊るから、
お母さんには適当に言っといて。
・・・と、
初対面のおじさんにあざとくお願いしてくる。
でも、
子供の面倒なんか見たくなかった
主人公には好都合なので、
「そのまま3週間泊って来い。」
・・・と、
お小遣いを渡して喜んで送り出す。
ところが、
尻軽ユジンは、
イケメンを餌にする
しょうもない組織に騙され、
組織に拉致られてしまった。
万が一を考え、
そういう事態にも備えていた主人公は、
ユンジが拉致された場所を簡単に割り出し、
組織に乗り込んでチョチョイのチョイっと、
ユジンを助け出した。
ところが、
ユジンがイケメンにナンパされたのは、
実は偶然ではなかった。
さすがの主人公も、
それは想定外だったので、
物語が進むにつれ、
騒動も戦いも、
徐々に大きく大袈裟になっていく。
・・・みたいなお話です。
アクションシーンが、
ファブルとジョンウィックを
足して割ったようなイメージで、
敵は雑魚ばっかりだけど、
主人公のアクションが、
射撃のシーンも格闘のシーンも、
とにかくめちゃくちゃカッコイーです。
---------------