公開日:2023年6月23日
レンタル:2023年12月8日
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●お話
IT企業の社長ユ・ミンホの不倫相手であるキム・セヒが、ホテルの密室で殺害された。第一容疑者となったミンホは犯行を否認し、敏腕弁護士ヤン・シネを雇って事件の真相を探り始める。ミンホは事件前日に起きた交通事故がセヒの殺害に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まるが、目撃者が現れたことによって事態は思わぬ方向へと転がっていく。
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●感想
密室殺人事件の容疑者となった主人公と、
主人公を担当することになった弁護士とで、
殺人事件の真相に迫っていく様子が、
予想外な展開で描かれていく。
・・・みたいな感じのサスペンススリラー。
韓国映画だけど、
珍しく、
大袈裟すぎる設定もおふざけもなく、
大真面目でシリアスなだけの内容でした。
どれもこれも真実に聞こえるけど、
巧みに嘘が隠されていて、
いったい何が真実で何が嘘なのか?
・・・みたいな、
少し複雑なストーリー(トリック)だけど、
見せ方が巧いからとっても分かりやすい。
ちょっと・・・、
無理のある設定ではあるものの、
見応えがあって面白かったです。
この映画は、
IT企業の社長(主人公)が何者かの罠にハマり、
気が付いたら、
すでに別れたはずの不倫相手が、
ホテルの同じ部屋で殺されていて、
密室殺人事件の容疑者にされてしまう。
・・・という内容です。
知り合いの弁護士から、
「あの人なら無実に出来るから。」
・・・と、
凄腕弁護士を紹介されるのですが、
現場は密室で主人公と被害者以外の痕跡はなく、
現時点で主人公は真っ黒です。
しかし、
主人公は明らかに何かを隠している。
そう感じた凄腕弁護士は、
「裁判に勝ちたいなら真実を話してください。」
と主人公を説得して、
主人公が諦めて真実を語り始めると、
回想シーンになり、
(事件が発生するまでの)
物語が始まる。
・・・みたいな感じです。
物語は、
回想と現実が交互に描かれ、
その中に、
様々なキャラの真実と嘘が入り混じる。
よく考えられているし、
最後はきっちりスッキリ終えるので、
オススメです
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