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Channel: 魔神機兵団の日記
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明日の予告

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こんなイラスト下矢印を描いてみたので、
これを使って遊んでみる。
昭和のある日、ある親子が観光で、実物大のバズーカブリキンを見に行き、記念に撮影した一枚の写真。
・・・みたいな絵のつもり。
 
少年はその写真をとても気に入り、
当時は家に、家族共用のアルバムはあっても、少年専用のはなかったので、その写真をノートにセロテープで貼り付けて、大切に保管していた。
 
そんな、一枚の写真の物語。
 
そして時は過ぎ、
そろそろ平成も終わろうとする、ある日の休日。結婚して子供が生まれ、その子供も結婚して子供が生まれ、すっかり年を取った少年が押し入れを整理していると、奥の方から、ベコベコで傷だらけの鳩サブレの缶が出てきた。
 
元少年(以降は祖父)「ん?この箱は何だ?」
謎の鳩サブレのフタを開けると、その中には、まだ少年の時に使っていた懐かしいノートがあった。
 
当時の写真がたくさん貼り付けてあるそのノートを見ていると、あまりの懐かしさから胸がいっぱいになり、すっかり見入っていた。
 
すると、
たまたま家に遊びに来ていた孫が、トコトコトコーストンッと、その祖父の膝の上に、まるで自分専用の座椅子かのように、当たり前に座る。
 
どうやら、
一緒にそのノートを見たいようだ。
 
孫「ねぇ、じいじ。何見てるの?」
 
祖父「じいじが子供の頃の写真だよ。」
 
孫「一緒に見よ?」
 
祖父「いいよ。一緒に見よう。」
 
すると、あるページの写真を見た孫が、
 
孫「ねぇじいじ、このロボットなぁにぃ?」
 
祖父「これは、じいじがおまえくらいの子供の頃に大好きだったロボットだよ。じいじのお父さんが連れて行ってくれたんだよ。」
 
孫「いいなぁ。ぼくも見たいなぁ~。」
 
祖父の心の声(確か、今もまだ同じ場所にあるはずだよなぁ・・・。)
 
祖父「じゃあ今度、じいじと一緒に行くかい?」
 
孫「うん、ぼく行くぅ。やくそくだよ。わーーーい♪」
 
そんな訳で、今日の記事は、
明日の予告
・・・というタイトルでしたが、
明日はいったい、どんな記事になるんだ?
書き進めるうちに、明日の記事とは関係のない、内容になってしまったガーン
 

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