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●感想
「ヘビーガン」が、12月発売予定のモビルスーツアンサンブル第8弾にラインナップされた記念に、ガンダムF91の劇場版を、超久々に視聴しました。
恐らく、今回で3回目くらい。
この作品、嫌いではないけど、何回見ても、何かが物足りない。
ファーストガンダム劇場版のⅠとⅢの良いトコ取りしちゃおうとして失敗し、でも失敗した割には、それなりにまとまったんじゃない
・・・みたいな映画。
キャラデザインも改めて見ると、敵味方含め、メインキャラ数人だけ気合の入ったデザインや作画だけど、脇キャラは明らかに線が少なく手抜きな奴も多いし、台詞や動きも、全然記憶に残らない。ファーストの、カイやハヤトやフラウとか、ドレンやガデムとかみたいに、1回見ただけでもうっすらと記憶に残るキャラが、この映画にはいない。
この映画が物足りないのは、
そういうところかな
さてさて、
今回の目的は「ヘビーガン」(とGキャノン)。
ということで、
ヘビーガンやGキャノン視点で見てみました
でも、こうして改めて見てみると、
ヘビーガンもGキャノンも、
過去の記憶よりも、たくさん登場していて驚いた。
本当にたくさん出てくる。
活躍はしないけど・・・
で、
クロスボーンのデナン・ゾンに翻弄された、連邦のジェガンに乗るある兵士が、
「連中は速い。この大型ジェガンタイプじゃダメだ。」ってシーンがあるの。
要するに、小回りが利かないってことらしいけど、ジェガンとヘビーガンで大きさ違うのわかるけど、そこまで小回りに差があるか?と思って大きさ比べてみた。
うげげ、結構違う
機動性も出力もヘビーガンの方が上だし、しかもこれだけ大きさ違えば、小回りも違うか。
因みにコレは、
Gキャノンのキャノン撃ちまくりの画像。
約2秒のシーンだから、静止画じゃないとわからないけど、敵を攻撃しながら飛行していて、よーーーく見ると、薬莢を撒き散らしているんですよ。
手抜き?の脇キャラとは異なり、メカのシーンはこういうところまでいろいろ描写が細かくて嬉しくなるよ。
そして、Gキャノンの薬莢と言えば、
この映画は、このシーンが有名。
市街地が戦場となったため、
逃げ惑う市民の、それも、赤子を抱える母親に、偶然薬莢が当たってしまい、お母さんだけ死んでしまうんですよね。その後、セシリーが赤ちゃんを救って、子供達と一緒に逃げるんですけど、戦争の怖さを教えてくれたり、せめて赤ちゃんだけでも助かって良かったな~という名シーンではあります。
でも、俺はこのシーン嫌い。
だって、いかにもそういうのを狙っていて、あざとい。
例えば、
集団で逃げる市民の中に薬莢が落ちまくり、数人に当たって何人も死傷して、助かった人だけ必死に逃げて四散するけど、そこにポツーンと、倒れたお母さんと泣き叫ぶ赤ちゃんだけが取り残される。
そんなシーンだったら、俺はこの映画から戦争の怖さを感じたと思うし、赤ちゃんが助かって素直に感動出来たと思う。
この映画が物足りないのは、
そういうところかな
ところで、
ガンダム薬莢と言えば、
このシーンも有名。
コレを見て、ザクマシンガンの薬莢って、ドラム缶くらいあると思ってた。

あと、
F91には、鼻と口があり、マスクが開閉するシステムも、有名な機能。
最初に見たときは、そんなの全く気にしてなかったけど、ファーストのガンダムも、最終稿になる前は、鼻と口があり、安彦さんがソレにマスクをデザインしたって何かで読んだけど、それが元ネタなのかな
でも、なんだかんだで、
森口博子さんの曲が掛かるラストシーンは、結構感動して、楽しく終わるんですよ
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