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●お話
敏腕ロビイスト、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、銃所持を後押しする仕事を断って、大会社から銃規制派の小さな会社に移る。卓越したアイデアと決断力で、困難と思われていた仕事がうまくいく可能性が見えてきたが、彼女のプライベートが暴露され、さらに思いも寄らぬ事件が起こり……。
~シネマトゥデイより~
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●感想
日テレの「月曜から夜更かし」という番組で「桐谷さん」がおススメしていた映画なので、レンタルしてみました。
恥ずかしながら、「ロビイスト」というワードをこの映画で初めて聞いて、映画を見る前、あらすじを斜め読みでざっくり読んだときに、「巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かす」とあったので、以前にTVで見た、選挙当選請負人・・・みたいな仕事かと思っていたので、映画見たら全く違う仕事だし、物語自体時系列をバラバラで見せていくから、最初は戸惑うばかりでした。
でも、とても見応えあって良かったです。
さすが桐谷さん。
そういえば、ロビイストには、将棋に通じる部分もあるかもね。
先の先のそのまた先を読んで、相手の罠にハマった振りして大逆転・・・みたいなやり取りが多く、しかも、さすがに今回はやられちゃったんじゃないの?と毎回思わされた次の瞬間に、自然な流れで立場をひっくり返す、あれは見ていてスッキリしました。
ただ、戦っている相手は、いかにも悪代官と越後屋みたいな輩なんですが、とはいえ主人公も、勝つためなら手段を選ばず結構何でもしちゃう、かなりダークサイドな人なので、主人公のやり方にも共感出来ない部分があって、どこか十分には楽しめていない俺もいた。とはいえ、十分に楽しめてない部分を差し引いても、トータルではしっかり楽しめているので、なかなか凄い映画だと思います。
アメリカでは、銃乱射事件により大勢の命が奪われるというニュースが度々報道されながらも、銃の規制が思うようには進んでいない。それはなぜか?
・・・みたいな真実に迫るサスペンスドラマでありながら、
主人公は、ワンマンだが有名な敏腕ロビイストで、所属する大手の会社が銃擁護派団体と組むことになり、反発し、数人の部下を引き連れて小さな会社へ移籍し、銃規制法案を可決させるべく、元の大手会社と戦う。
・・・みたいな内容で、
ある意味、メジャーみたいな、スポ根モノにありがちなパターン。
・・・そんな映画でした。
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