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●お話
イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)に、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒し……。
~シネマトゥデイより~
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●感想
この映画、
主人公(女スパイ)のボスが、キャプテンアメリカに出てきたヒドラの科学者だし、シャーリーズセロン扮する主人公の女スパイが、見た目もそうだし、クールな雰囲気とか、格闘が強いところなども、なんとなく、ブラックウィドウみたいなんです。
今度ブラックウィドウの主演映画が制作されるらしいニュースもあるし、なんだかブラックウィドウの映画を見ているような気分になりました。
物語は、
どうやら任務に失敗したらしい、顔が痣だらけの主人公が、現場でいったい何があって、どうして失敗したのかを、ボスに尋問されながら、回想していく感じです。
でも、尋問でもそうだし、回想に出てくる人たちも、誰が本当のことを言っているのか全然わからん・・・って感じで、出てくる人全員で騙し合い。主人公も毎回、罠にハマりまくりの尾行されまくりで、殴られまくる。最終的にはいつも敵を倒すけど、本当にコイツ1流なのか?って思うほど。でも実は、二重スパイの正体を突き止めるために、あえて1.5流に見せているというのが、徐々にわかってくる。
要するに、
裏の裏のそのまた裏・・・的な見せ方。ただね、シャーリーズ・セロンはキレイだし、アクションも頑張っていてカッコイイけど、格闘パターンが毎回同じで、物語の見せ方も、謎はどんどん増えるけど、なかなかその謎が解明されなくて、展開もずーっと低めのトーンで一本調子だから、途中でちょっと飽きるのよ。
でも後半は、色々分かってだんだん楽しくなってくるので、この映画の問題は謎を引っ張りすぎなところなので、謎はいっぱいあるんだから、最初にある程度ネタバレしちゃった方が、例え一本調子のままでも、前半をもうちょっと面白く出来た気がしました。
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