最後に、画像を追加。
さて問題です
バズーカブリキンは、どこにいるでしょーーーか
なーんてね。でも、意外と違和感ないな。
そう言えば、スクラッパーはちょうど、こんな大きさでした。
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●お話
巨大兵器イェーガーを駆使する人類とKAIJUたちとの激闘から10年。今は亡き英雄ペントコストの息子でイェーガー・パイロットとしての活躍を期待されていたジェイクは、環太平洋防衛軍(PPDC)を去って違法なイェーガーのパーツ売買を行っていた。だが、戦地からイェーガーのパーツを盗んでいたアマーラと共に逮捕され、PPDCのパイロット養成施設へ送られる。そこで彼は義姉のマコ(菊地凛子)に命じられ、イェーガー・パイロットの候補生の教官を務めることになる。
~シネマトゥデイより~
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●感想
まず始めに、1作目と同じ面白さを期待すると外すかもしれない。
俺の場合は意外と普通に面白かったけど、続編の上、序盤は怪獣のいない世界だし、1作目とは監督も違うから、想像とは違う内容だったし、面白さのベクトルは全然違ったかな。
怪獣のいない世界に怪獣が出現するようになるまでの展開が、1作目のキャラや設定をうまく活かした続編になっている一方で、1作目の生き残ったキャラ達で、その後の消息が語られないキャラが多いのはちょっと残念な部分だった。
例えば、1作目の主人公ローリー、ラストで司令官になったエウレカのパイロットハーク、整備班長のテンドー。この3人くらいはチラッとでも出て来て欲しかったし、せめて情報だけでも、その後を知りたかった。
今回は、怪獣がいなくなって平和が続く10年後の世界が舞台。
1作目では、怪獣防護壁さえあれば金喰い虫のイェーガーはもう必要ない、という世界だったので、主人公達はレジスタンス・・・と言えば聞こえは良いけど、要は世界各地からイェーガーを寄せ集めた急造の貧乏軍。そこが面白味でもあった。
しかし2作目は、1作目の経験から、必要なのは壁よりイェーガーとなり、もう二度と現れれないかもしれない怪獣に備え、イェーガーは、世界各地にある環太平洋防衛軍に、正式に配備されることになった。要するに、1作目のパターン(面白味)が使えない設定なんだよね。
・・・という訳で、
そんな世界がベースにあるため、
「前半」は、環太平洋防衛軍に、新型イェーガーを採用させようとする新進気鋭の会社があったり、謎の黒いイェーガーが出現したりするなど、陰謀渦巻く黒い社会のお話。
「後半」は、陰謀の渦巻きから、異世界へのゲートが開かれ、怪獣が出現し、世界の平和を賭けて戦うお話。
見る前は、
物語が始まってすぐにゲートが開かれ、またすぐ怪獣のいる世界になっちゃうだろう・・・と思っていたけど、上記のように、前半はイェーガーだけのお話。すぐに怪獣だらけにならないのはちょっと残念だったけど、謎の黒いイェーガーの正体とか、とあるイェーガーが怪獣化しちゃったり、遠隔操作の量産型イェーガーがなんとなく量産型エヴァに見えたり、手作りイェーガーのスクラッパーも前半に出てくるしで、見たかった(怪獣だらけの)世界とは違っても、見どころはたくさんあるから、それはそれで楽しめた。
一転して後半は、意外なあのキャラが黒幕だったりするし、ラストバトルが日本になるのは、とにかく超テンション上がります。
また1作目の時は、大癖デザインのチェルノアルファやクリムゾンタイフーンが、結局ろくに活躍せず倒されるのが不満だったけど、そういう意味で2作目は、癖のあるデザインのイェーガーが少ないのは残念だけど、スクラッパーを含めた全てのイェーガーに活躍の場が与えられているのは良かったなーと感じました。
ただ、新田真剣佑さんを含む新人隊員たちの扱いが残念。真剣佑さんも、ラストバトルで戦うパイロットだから顔はたくさん映るけど、台詞はほぼない。レジスタンスで急造チームだった1作目のように、戦闘服などのわかりやすい違いもなく、2作目は全員が環太平洋防衛軍所属の同じスーツなので、ヘルメットを被ると雑魚キャラ(男性)は区別がつきにくかった。これは、続編ならではの難点ですよね。続編ならではと言えば森マコが、重要な役で嬉しいけど、割りと早めに出番がなくなるのが悲しかった。
あとは、せっかく吹替版にしたのに、ロケットパンチみたいな楽しみがなかったのも残念だった。女性同士のコンビを作って「月に替わってお仕置きよ!」みたいな遊びがあっても良かったと思う。
映画の出来として1作目とは、総合点では必ずしも負けてないような気がする(それはこの映画が凄いのではなく、1作目は面白い映画だけど大癖があり、流れも強引だから、必ずしも点数は高くない)けど、巨大感よりスピード感への演出、ロボットやキャラへの個性が少なくなるなど、見やすくなってる反面、魅力が弱くなっている点もあり、最終的には個人個人の好みになってくると思うけど、1作目の強すぎる個性は、長所であり短所でもあって、それこそが、2作目の点数を下げる要因になりそう・・・なんてことを思いました。
いずれはハリウッド版ゴジラの世界と繋げたいなど、監督の意欲へ期待を込め、俺個人は高い点数を付けたい。ただし、「怪獣VSロボット」の世界観は、戦闘パターンがマンネリ化しやすいので、次はもっと、ロボットや怪獣の個性を強くしないと、この先のシリーズ化は難しそうに感じました。
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ところで、劇場でドリンクを購入する際は、
「スイングマスコットセット」がおススメです。
Lサイズのドリンクと、
クリアブラックの
●ジプシーアベンジャー。
ブルークリアの
●セイバーアテナ(光で見えない部分がコレ)、
●ブレーザーフェニックス、
●ガーディアンブラーボ、
このどれか1個が付いて、700円。
劇場グッズに面白いモノがなかったし、好きなロボットを選択出来るので、ドリンク付きで700円ならお得なんじゃない?
・・・と思います。
俺は、ブレーザーフェニックスを選びました。
怪獣も、こういうのが欲しかった。
以下、

