息子が、シンゴジラを見たいと言うので、
2回目、行ってきました
あーーやっぱり面白い
怪獣映画でお馴染みの役者さんとかが少なく、
出ていても、あえて目立たせないのも良いし、
他にもいろいろ良いけど、特にゴジラのアングルが好き。
この映画、概ね大絶賛ではあるけれど、
熱狂的なゴジラファンの中には、
面白いけどゴジラじゃない・・・という意見も少なくない。
でも俺は、これも、しっかりゴジラだと感じている。
今回のゴジラは、またこのパターンかよ!
・・・というのを極力排除し、
でも、しっかりと今までと同じ流れにあるゴジラを、
これまでとは違う角度で見せている。
・・・俺は、そう感じました。
これは戦争映画、とかいろいろな見方も出来るけど、
でもそれでいて、怪獣映画で、ゴジラ映画にもなっている。
例えば、
1作目こそゴジラ(伝説)だ!と思ってる人には、
昭和のお子様向けゴジラはゴジラじゃないし、
昭和のお子様がゴジラな人には、
平成の大人向けゴジラはゴジラじゃなかった。
今回のゴジラを、ゴジラと感じることのできない人は、
簡単に言うと、それと同じ感覚なのかな?
・・・と感じました。
なので、これもそのうち、
みんながゴジラと感じるようになるでしょう。
そういえば、一般人が(ほぼ)しゃべらないからか?
一度も「怪獣」という台詞がなかった。
「つちのこ?ゴジラ」
ところでこれは、死んだ魚の目をした第2形態のゴジラ。
ソフビが絶賛発売中・・・らしいよ。
1回目に見たとき、
第4形態のCGはハリウッド並みなのに、
第2、第3形態はアニメ的CGだし、見た目もなんじゃこりゃ?
と思ったもんだけど、2回目見たら、ありだな!!!
ビオランテとかで描かれていた、
ゴジラ細胞の凄さを表現するのに、
こういうのがあったら、とてもわかりやすいのに・・・と思った。
「エヴァ的な部分」
やっぱり俺は、1回目も2回目も、
みんなが言うほどには、この映画にエヴァを感じなかった。
俺はただ単に、庵野監督が、
料理(怪獣映画)を作るときの好きな味付け(演出)
・・・なんじゃないかな?と感じました。
もちろん、いつもと違うパターンにするために、
あえてメジャーなエヴァの色を入れたんだろうけど。
頻繁にかかるこのBGMも、
このときに、エヴァの名台詞が出てくるわけでもなし。
ゴジラと自衛隊が戦うこんなシーンも、
まーー確かに流れはまんまで、
使途をゴジラに置き換えただけっぽくはあるけど、
俺にはどう見ても、ゴジラはやっぱりゴジラで、
あれが使途には見えないから、あれが使途に見えない!
・・・ただそれだけで、エヴァとは別物に見える。
それに、ゴジラと自衛隊の戦いは、これが初ではないしね。
「話題の石原さとみ」
この映画がゴジラかどうか?というのと同じくらい、
石原さとみのあの役が、物議を醸している。
ミスキャストなんて意見もあったけど、俺はそうは思わない。
確かに、純日本人顔の石原さとみがハーフの役で、
しかも、いずれはアメリカ大統領とか、あり得ない。
でも、あり得ないからこそ、狙ってハズしている配役だと思う。
そういう目であの役を見ると、すっげー笑えるけどね(笑)
あるいは、こういうことかな?(笑)
あの役は、ハーフではなく、外人の男性なら違和感ないし、
欲を言えば、デカプリオとかに演じてほしかった。
でも、真面目に日本の女優さんにやらせたいなら、
黒木メイサとか?
宮沢りえとか?
このあたりなら、違和感なかったんじゃないかな?
その代わり、笑えなくなるけどね。
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シン・ゴジラ(また見たよ)
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