スーパーX2とは、
「ゴジラVSビオランテ」に出てくる
自衛隊の兵器です。
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●お話
ゴジラ(1984)の続編。
先の戦闘で新宿副都心に飛び散ったゴジラの肉片。
その、ゴジラの肉片から採取出来る貴重なG細胞を巡り、
諜報員を使ったり、爆破テロを起こしたりと、
国家間で熾烈な争いが起こっていた。
サラジア共和国では生命力の強いG細胞を使い、
砂漠でも栽培可能な小麦を開発しようとしていた。
日本では、対ゴジラ兵器「抗核バクテリア」の開発を進め、
そしてサラジアでの、G細胞争いで娘を失った白神博士は、
日本に戻って隠居生活をしながら、生前娘が研究していたバラに、
娘とG細胞の遺伝子を組み込み、永遠に枯れないバラ(娘)を開発した
・・・はずだった。
しかし、G細胞を完全に制御することは出来ず、
バラはたちまち巨大化し、バイオ怪獣「ビオランテ」となってしまった。
同じ頃、三原山火口で眠っていたゴジラが目覚め、
ビオランテのいる芦ノ湖を目指して海を渡り始めた。
自衛隊はスーパーX2で対抗するが、ゴジラ上陸は防げず、
芦ノ湖で二大怪獣の死闘が始まり、その死闘はゴジラが制した。
核エネルギーを消費したゴジラは補給のため大阪方面へと向かう。
自衛隊はそれに対し、スーパーX2と抗核バクテリア弾で対抗し、
作戦は成功するが、抗核バクテリアは思うような効果が発揮されず、
大阪の街は破壊され、ゴジラは原発の集中する福井県若狭へと向かう。
そこへ突如ビオランテが現われ、二大怪獣の死闘が再び始まった。
死闘中、抗核バクテリアの効果が現れ始めたゴジラは海岸に倒れ込む。
するとビオランテは、まるでゴジラから人類を守る役目を終えたかのように、
光の花弁となり天へと昇っていった・・・。
しばらくするとゴジラは起き上がるが、弱った体を引きずりながら
静かに日本海へと去っていった・・・。
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●感想
とにかくいろいろな要素を詰め込み、
客がツッコム前に、次の展開、次の展開へと進む。
・・・そんな映画です。
それぞれの要素がもう少し絡み合えば
もっと面白くなりそうに感じるのは残念ですが、
ゴジラ映画では比較的楽しく見られる作品です。
この娘は、全てのVSシリーズに登場する
超能力少女の「三枝未希(小高恵美)」。
ビオランテの時は特に可愛いので、そこも見所です
因みに、今回私がこの映画を見たのは
「スーパーX2を見るため」です。
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●スーパーX2
「まずはスーパーX」
ゴジラ(1984)に登場したスーパーXは、
要人用移動核シェルターとして建造されましたが、
ゴジラの熱線に対抗しうる高熱に耐える装甲であったことから、
急遽、ゴジラ戦で使われることになりました。
「そしてスーパーX2」
ゴジラとの再戦に備え、
スーパーXを対ゴジラ用に進化させたのがスーパーX2です。
俺は、デザイン的にはスーパーX(1)の方が好き
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●武器
「ファイヤーミラー」
機体の前方約1/3が左右に開き、その中にあります。
ゴジラの熱線(に含まれる放射線光)を1万倍に増幅し、
それをレーザー光として撃ち返す装置です。
「ミサイル」
機体の上部に格納されています。
「バルカン」
機体の左右にあります。
「魚雷」
機体前方の下部に発射口があります。
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●4回登場します
「26分頃」
格納庫にあるスーパーX2のお披露目。
「42分頃」
いよいよ出動。
ゴジラ戦①。
ファイヤーミラーが大活躍。
水色の熱線を吸収するかのような映像の後、
黄色のレーザーを発射して攻撃します。
それを何度も繰り返すと、ゴジラはたまらず退散します。
「49分頃」
ゴジラ戦②。
ゴジラを追跡して再戦しますが、
ゴジラの熱線は計算を上回る威力で、
ファイヤーミラーが焦げちゃいました。
この後、すぐに火を噴きます。
「72分頃」
ゴジラ戦③。
ゴジラに抗核バクテリア弾を打ち込む作戦で、
ゴジラをある場所へと誘き寄せる囮の役目となります。
「75分頃」
ゴジラ戦③の続き。
最後はゴジラの熱線で撃墜されますが、
見事に囮の役目を果たしました。
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スーパーX2よ。なかなかの勇姿だったぞ
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ゴジラVSスーパーX2・・・感想
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