ついに1巻発売したね
巻末には永井豪先生へのインタビューもあります。
永井豪先生の描くオリジナルの「デビルマン」は、
ヒロインの牧村美樹が惨殺されから、
デビルマンがサタンとの最終決戦(アーマゲドン)を行うまでに
約20年の 連載では描かれていない時間があります。
この「デビルマン対闇の帝王」は、
その空白のときを描いた物語 です。
しかも、グレートマジンガーのラスボス
「闇の帝王」を「=冥王ハデス」にすることで、
デビルマンだけでなく、グレートマジンガーの世界も同時に描く。
・・・メッチャ楽しいじゃないっすか
(ぶっちゃけ!AMON・・・より断然楽しいし、らしい)
原作では20年後の世界も美樹は死んだままなので、
結果はわかっているわけですが、
永井豪先生以外の漫画家さんが描くifの物語の中でも、
これまで例のないアプローチの仕方だし、
とにかく画がキレイで、戦闘シーンも物語も迫力があるから、
どういう過程を描くつもりなのか?
今後が非常に楽しみな作品です。
「1巻は」
冥界で暴れて美樹の魂は現世に蘇るけど、
勝手に生き返らせたので、生前の記憶もないままだし、
美樹がどんな姿で蘇ったかも不明。
そこで、地球を彷徨い美樹を捜す・・・そんな話。
元僧侶?元陰陽師?だけど今は幻覚使いのカラス。
そんなヤツを相棒・・・というか手下にして共に旅をします。
基本シリアスな物語なので、カラスはお笑い担当です。
そして敵には、ハデスが蘇らせた
シレーヌ、ジンメンが敵として現れます。
シレーヌは、あっけなく殺されたのは残念だけど、
永井豪先生らしさを軸にドSな超絶美女に描かれています。
そして、ジンメンがまたハデスのチカラで超パワーアップ。
なかなか見応えのある戦闘でした。
そして1巻のラストは、闇の帝王がハデスとしての姿を現して終了。
インドの神様的なデザインだけど、個人的にはもっと、
洋風なデザインをイメージしてました。
まあいいけどね。
どうやら2巻は、グレートマジンガーの話になるっぽいのですが、
グレートマジンガーのお話って永井豪先生自身もほとんど描かないので、
そちらも楽しみです。
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デビルマン対闇の帝王[1巻]・・・感想
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