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Channel: 魔神機兵団の日記
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映画 ビリギャル・・・感想

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●お話
名古屋の女子高に通うお気楽女子高生のさやか(有村架純)は全く勉強せず、毎日友人たちと遊んで暮らしていた。今の状態では大学への内部進学すらままならないと案じた母は、さやかに塾に通うよう言いつける。彼女は金髪パーマにピアス、厚化粧にミニスカートのへそ出しルックで渋々入塾面接に行き、教師の坪田と出会う。
~シネマトゥデイより~
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●感想
この映画、評判良いから気になってはいたけど、
どっかでバカにして、ずっとスルーしてたんだよね。

だってさ、この映画って、
主人公が、いかにギャルっぽく、いかにバカっぽく、
そう見えるかが、面白さのポイントのような気がするんだよ。

でも、
ギャルにしても、バカにしても、
恰好や仕草、言葉遣いだけを単純に真似ても、
なかなかそうは見えないと思うんだ。
しかも、いくらなんでも、有村架純ではマドンナ的過ぎて、
純粋な、ギャルやバカには慣れないんじゃないか?
・・・と、思ってた。

だけど凄いな、映画って。

本人の演技はもちろん、
子供のころのエピソードや家族関係など、
塾の講師役の伊藤淳史さん、
高校の先生役の安田顕さん、
母親役の吉田羊さん、父親役の田中哲司さんなどなど、
演出や配役が良いね。

塾へ行くころには、
すっかり、ギャルでバカに見えていました笑

で、短期間で、偏差値30を70にするんですよ。
それも、アレルギー的な勉強嫌いに、
勉強は面白い!・・・と感じさせた上に、
自ら努力をするように、変えようとするんだから、
普通に教えていたんでは無理だよね。
だからと言って、奇抜すぎる教え方だと真実味もないし、
見ているこっちも引くし、
と言って、リアルすぎるとつまらないし、
だから、主人公の弟の人生との対比とか、
いくらなんでも微妙にやりすぎじゃね?
・・・くらいのバランスが、
個人的には、なんだか見ていてよかったです。

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