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Channel: 魔神機兵団の日記
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犬部!・・・感想

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公開日:2021年7月22日

レンタル:2022年1月12日

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●お話

獣医学部の学生・花井颯太(林遣都)は幼いころから動物愛護活動に奔走し、一人暮らしのアパートは保護した動物でいっぱいだった。ある日心を閉ざした1匹の実験犬を救った彼は、より多くの命を救うため動物愛護サークル「犬部」を立ち上げる。颯太と同様に“犬バカ”である同級生・柴崎涼介(中川大志)らも仲間に加わり、彼らは保護活動に取り組んでいく。16年後、変わらぬ信念で動物保護に関わってきた颯太が逮捕されてしまう。
~シネマトゥデイより~

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●感想

予備知識なしで見たので、

まずはタイトルの、

犬部」って何?

・・・という感じで、

内容が全然想像出来ないところから見始め、

見ているうちに、

小さな感動が随所にあるのだけど、

それが少しずつ積み重なっていって、

次第に大きな感動へと変わっていく。

・・・みたいな映画でしたウインク上差し

そして

動物の命を、

・・・これまで以上に大切に思えたし、

人として正しく強く良い心を持とう!!

・・・と言う気持ちにもなりました。

と言っても
命=感動みたいに、

感動を押し売りするような、

そんな内容ではありませんでした。

そういうところが、

なんだかよかったです。

 

犬部と言うのは、

野良犬や野良猫を殺処分させたくない

獣医学部の学生」が立ち上げた「サークル」で、

野良犬や野良猫を自分たちで保護して、

場合によっては自分たちで治療もして、

人間とも良好な関係に躾をした後、

飼い主を見つけて譲渡をする。

・・・と言うような活動をしています。

そんな感じなので

もしも映画の内容が、

大学生が大人 (社会の仕組み) と戦う青春モノ。

・・・だとしたら、

そんな映画は見るの嫌だなぁ。

・・・と思ったら、

大学時代は

冒頭の、

犬部を発足したところでスパッと終了し、

あっという間に16年後

そこからが本格的な物語の始まりです。

 

主人公は、

自分の動物病院を開業しています。

 

世の中には

野良犬や野良猫を助けたい人は多くいて、

ボランティア活動をする人も多くいるけど、

自分の時間を犠牲にしないといけないし、

お金がないと、

飼育も治療も去勢も出来ないので、

助けたい気持ちだけでは活動が続かずに、

その結果、

犬や猫たちが処分をされてしまう。

・・・ということも少なくない。

 

動物病院も、

保護をして世話するのにお金が掛かるし、

野良が感染症などを持っていたら、

預かっているペットにまで危害が及ぶため、

あえて助けない。

・・・という病院の方が多い。

 

しかし主人公は

野良犬や野良猫の保護活動をする人には、

無料で治療や去勢手術を行い、

世話が出来ずに放置された犬や猫を見つけると

無料で保護をする活動もしていた。

ところが

動物のことになると、

熱くなりがちの主人公は、

警察に逮捕をされてしまう。

 

全国放送のニュースだったので、

日本中に散っている犬部の仲間が、

心配になって16年ぶりに集結をする。

・・・みたいなお話

 

集結後は

現代と過去を繰り返すような展開。

現代での活動と比較をするような形で、

犬部(学生)時代の

苦労話や感動秘話が語られていきます。

過去と現代の見せ方がうまくて

めちゃくちゃ感動しました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

感動したので

朝日文庫の、

映画を小説化した本も良さそうだけど、

映画の基になったらしい、

ポプラ文庫版の小説を、

買って読んでみようかな・・・と思いました。

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映画上矢印

小説下矢印

 

 

 

 


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