公開日:2020年1月17日
レンタル:2020年10月21日
---------------
●感想
久々に、
時代劇が見たくなり、
新作コーナーを物色していたら、
仲代達矢さんの顔が渋いこの映画を発見
借りてみました。
最終的に、
耄碌(もうろく)爺さん同士の戦いなので、
ん?・・・と思うところもなくはないけど、
若かりし頃は猛者だったので、
今でも短時間なら、
鋭い眼光を放ち、達人の動きが出来るけど、
スタミナがないから、
すぐに耄碌爺さんに戻っちゃう
そんな感じだけど、
コメディではなくシリアスな映画で、
そういう見せ方が、
なんかとても斬新で面白かったよ
物語ですが、
主人公の
宇之吉(仲代達矢)は博打打ち(ヤクザ者)で、
腕っぷしも強いが正義感も強く、
ヤクザ者だが基本的に悪人ではない。
そんな人柄が見込まれ、
病で寿命が近い親分の罪を肩代わりしてほしい。
・・・と、姐さんに頼まれる。
そこまで言われては仕方なく、
宇之吉は故郷に恋人を残し、
しばらく江戸に身を隠すことになった。
ところが、
3年後には戻してもらえる約束で、
その後は組を継ぐことも示唆されていたのに、
やむを得ぬ事情から江戸で罪を犯してしまい、
元来真面目な性格なのも災いし、
江戸にいることも故郷に戻ることも出来なくなり、
逃亡生活を送ることになってしまった。
気づけば30年。
宇之吉は病に侵され(恐らく末期癌)、
自分の寿命が近いことを悟り、
人生の最期を迎えるために、
30年ぶりに帰郷をする。
そんなところから、
この物語は始まります。
だが故郷目前で、
病の発作が起きて苦しんでいるところを
通りがかりの、
源太(緒形直人)という男に助けられ、
故郷に帰ると、
その源太の嫁が困っていて、
助けられた恩返しに嫁を助けてあげると、
実はその嫁は・・・
みたいな感じです。
北村一輝さんが、
若かりし頃の仲代達矢さんで、
常盤貴子さんが、
源太(緒形直人)の嫁で、
出てくる役者さんも凄い人が多くて、
それなりに楽しめました。
---------------