今日は、
ロボットアニメの、
「設定(大きさ)」
・・・に、関する話。
俺は昔から、
ロボットアニメに限らず、
設定や裏話を読むのが好きなのだけど、
でも昔は、
設定と実際の映像は別物と考えていた。
ところが、
ブリキンをブログでネタにするようになって、
俺は、ブリキンを主役にした漫画やアニメを自分で創れないから、
その分、
設定についてあれこれ考えるうちに、
俺の、設定に対する考え方が、
知らず知らずに変化をしていたらしい。
例えば・・・、
俺の好きなダイナミックな魔神たちは、
(デビルマンはロボットじゃないけど)
共演した映画のイメージだと
みんな同じ身長に感じるけど、
設定では身長が全然違っていて、
実際はこんなに凸凹してる。
(※)ゲッタードラゴンの大きさは諸説(50mという説も)あるけど、今回は「ゲッターロボ大全&大全G」の「17m」としました。
それを踏まえて、
映像で大きさを比較すると、
デビルマンは大きさを自在に変化できるからこれで問題ない。
実際にはもう少し身長差があるはずだけど、
一応グレート(25m)よりドラゴン(17m)の方が小さく描かれているあたりに設定を意識しているような印象を受けるから、俺的には許容範囲の身長差。
本当は、ビューナスA(20m)はドラゴンより大きいけど・・・主役じゃないから今回はスルー。
これも、グレート(25m)よりダイザー(30m)の方が大きいからOK。
マジンガーシリーズの劇場版って、
もっといい加減なイメージだったけど、意外と設定から遠くないイメージで描かれているような気がしてきた(偶然かもしれないが)。
問題はここ
本来はゲッター1の方がはるかに大きい(13m差がある)ので、さすがにこれは(設定とは)大きく違う
せめて、
グレートとゲッター1の身長を逆に描いてほしかった。
そう言えば、
ゲッタードラゴン(17m)は
ゲッター1(38m)の後継機なのに、
どうして大きさが倍半分も違うんだろ
何か意味があるならば、
早乙女博士がゲッターエンジンの小型化に成功した・・・という感じかな。
でも恐らくは、
ゲッター1のアニメ化を企画する際、マジンガーとゲッターが共演する映画を制作するとは思ってないから、マジンガーより複雑な合体変形機構があるし、マジンガーより強く見せたい・・・などの理由から、大きく設定したのかもしれないけど、似たような大きさじゃないと描きづらいので、ゲッターGを制作する際は、今後もマジンガーと映画で共演するだろうことを前提に、マジンガーに近い大きさに変更した・・・という感じかな
要するに、
何が言いたいのかと言えば、
俺は昭和の、
マジンガーシリーズの映画を
この身長差でリメイクしたら
面白いんじゃないかな
・・・と思ったんだ。
例えば、
「マジンガーZ対デビルマン」
当時はデビルマンの最終回後に映画化したので、絶賛放送中のマジンガーの方が強い設定となり、デーモンがDr.ヘルに操られたりしたけど、デーモン族の大きさがマジンガーの1.5倍に変更されれば、強さが逆転してDr.ヘルがデーモンに操られる物語になったり、デビルマンが主役になるかもしれない。
「グレートマジンガー対ゲッターロボ」
ゲッターが無印からGに交替するお話なので、「身長は半分以下になるけど強さは10倍!!」というのをどう表現するのか
そこは非常に興味深い。
・・・そんな感じで、
当時の設定と映像の矛盾に、何かの意味を持たせたら、なんだか面白くなりそうだぞ
・・・と思ったんだ
でもね、
マジンガーZの18mは有名でも、
デビルマンやゲッターの大きさまで知ってる人は皆無で、しかも、スーパーでもリアルでも、ロボットの大きさを気にしてアニメを見ている人はそもそも希少で、俺の感じている面白さって、実は結構マニアックな楽しみ方・・・みたいなんだよね
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