ザブングル・・・と言っても、
このことではない
「機動戦士ガンダムサンダーボルト」は、
いつも立ち読みだけど、
今回の外伝は、
これまでにないワクワクを感じたのと、
スピンオフだからこの1冊で完結
・・・してるのもあり、
初めて買っちゃった
フルカラーでキレイだしね
発売日:2019年9月30日
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●お話と感想
俺がワクワクした理由。
それは・・・、
今回のサンダーボルト外伝は、
ノリや雰囲気がまるで、
「戦闘メカ ザブングル」
・・・みたいだから。
ザブングルは、
前番組がスパロボ系の「最強ロボ ダイオージャ」だったので、続けて子供が楽しめるよう、スーパーとリアルの中間的な作品作りとなり、宮崎駿監督に憧れる富野監督の意向で「未来少年コナン」的なノリも取り入れられ、ガンダムのような戦争ではなく、荒野を舞台にお祭り騒ぎをするロボットアニメ。
・・・みたいになっています。
外伝3巻は、
本編のように巨大組織同士の戦争ではなく、砂漠を舞台に小さな闇業者同士が揉めるお話。闇業者はどこも「天空の城ラピュタのドーラ一家」みたいだし、モビルスーツの戦いは田舎ヤクザのケンカっぽくて、コミカルなノリも多いから「こち亀」みたいでもあり、そういうところがザブングルに似てるのかな?
・・・と感じました。
主人公は、
サンダーボルト本編1巻に出てきた
元リビングデッド師団で、
ダリルの仲間だった「ショーン」。
本編では脇役だったショーンの、
サンダーボルト宙域の戦闘後を描いたのが、
サンダーボルト本編5巻巻末読み切りで、
「砂鼠のショーン(前後編)」。
地球の砂漠には、
通称「砂鼠」と呼ばれる、砂漠に埋もれた、戦いに敗れたMS等の兵器を無許可で拾い集める、闇の廃品回収業者が存在する。
ショーンは「グフ・ショーン・カスタム」に乗り、砂鼠の用心棒をしている。
・・・というのがこの読み切りで、
今回の外伝3巻は、
その、
更に続編が描かれています。
だけどまず、
サンダーボルト本編1巻と5巻を、読んでなくても全然問題ないのが、この「外伝3巻」の良いところ。
そして、
ショーンの所属する砂鼠の仲間達。
貧乏だけど、気の良い楽しい仲間で、
こういうノリは昔のジブリっぽくて好き。
お話は、
砂鼠たちの間で定期的に開催されている「闇のオークション」の会場が舞台で、今回のオークションの目玉は、あのリビングデッド師団(本編1巻)でも大活躍した「ビッグガン」。それをショーンが試射することになり、その試射がキッカケで騒動が巻き起こる。
・・・というお話。
その騒動は、
やがては、
闇業者中が暴れだす事態にまで発展。
そして、
田舎のギャング団のボスまで登場するけど、このボスがこっすい野郎でさ、
ボス登場の後、
もう1波乱ありますが、
それは見てのお楽しみ
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このグフが、
なんとなくだけど、
ザブングルと
ウォーカーギャリアを
足して割った・・・的なね。
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