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●感想
上記の画像は小説の表紙だけど、
見たのはTVシリーズの総集編。
劇場版ペールゼンファイルズに引き続き、時系列に沿って、TVシリーズのウド編(総集編)を見ました。
過去に、
時系列に関係なく発売順に見ていた時は、TVシリーズと、その後のOVAや劇場版って、テイストがちょっと違うし、ストーリー的な繋がりも無理矢理感強いなー。
・・・と思っていたけど、
こうして時系列順に見ていると、想像よりテイストも似ているし、ストーリーの繋がりも意外と強く感じました。
例えば、
ペールゼンファイルズには、
「ロッチナ」似の「ルスケ」と名乗る人物が登場し、ルスケは、キリコを研究していたペールゼンに影響され、以降ルスケの名を捨てることを宣言し、情報省から軍に異動することを匂わせ、消える場面で物語は終わる。
明言はしてないけど、要は、この男が、後のロッチナ。
そして、
TVシリーズのウド編は、
ギルガメス軍大尉のロッチナが、キリコを拷問する場面から始まる。
だから、
「おお!ペールゼンファイルズがまだ続いているよ。」・・・的な気分になり、嬉しくなりました。
他にも、
同じくペールゼンファイルズに出てきた「ザキ」。
この男は、キリコのデータを基に、遺伝子操作されたり、洗脳されたりした実験体・・・みたいなことを匂わせるペールゼンのセリフがある。
要するに、
ザキのデータが、TVシリーズのパーフェクトソルジャーのに使われているのか!
そんなことは誰も言ってないけど、恐らくそういうこと。
・・・と、今更ながら、そんなことに気づいて、意外とちゃんと続いているなーと、感じました。
ウド編は、
ある作戦の最中に、たまたま軍の最高機密を目撃したキリコは、軍から理不尽な拷問を受け、それを逃れるために脱走してウドの街に潜む。
百年も続いている戦争の末期、ウドの街は荒んでいて、まるでどこか北斗の拳のような世界観。暴走族が街を支配しているが、その黒幕は警察。
キリコはまるでケンシロウのような、無口だけど強い戦士。そして、そんなキリコに、北斗の拳のバットのように、気は優しいけど金に目がないお調子者達3人が群がる。
その3人が、
黒幕の警察から資金を巻き上げようとしていて、その争いに自ら巻き込まれるキリコ。
戦いの中に身を置くことで安心する心境。
でも、
キリコって、自身は大して強くもないのに、ATに乗ると、途端に無敵の兵士と化す。
1対数百を相手に、圧倒的な強さで警察をなぎ倒していくキリコだが、あと少しで勝利の場面に、パーフェクトソルジャーフイアナの乗るブルーティッシュドックが登場し、キリコのスコープドックは瞬殺されてしまう。
それと、
時を同じくして、軍の部下がロッチナに、
「プログラムKがPSと遭遇。」
という台詞があるけど、監督はこの時点で、キリコのことをどこまで考えていたのだろうか?キリコは最初から神様の後継者だったのか?それとも、途中から流れでそうしたのか?
どうなんだろ???
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