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●お話
知的生命体が存在する星を破壊する巨大人工頭脳ギルバリスが地球に近づく。朝倉リク(濱田龍臣)ことウルトラマンジードはギルバリスが“赤き鋼”を入手するために地球へやって来たことを知り、その手掛かりのある沖縄へ行く。沖縄で出会ったアイル(本仮屋ユイカ)にある使命を託されたリクのもとにクレナイ ガイことウルトラマンオーブ(石黒英雄)、ウルトラマンゼロが駆けつけ、ギルバリスに戦いを挑む。
~シネマトゥデイより~
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●感想
レンタルしました。
ジードの(と言うより最近のウルトラマンの)TVシリーズは全く見てませんでしたが、ジードの劇場版が妙に評判良いので、試しに借りてみました。
なるほど!
驚くほど面白いわけではないけど、TVシリーズを見てない俺でも、普通に楽しめました。
昭和の子供向け映画みたいに、何も知らなくても楽しめて、分かりやすい面白さが詰まってますね。平成以降の仮面ライダー映画は、TVシリーズを見てないお客は置いてけぼりだけど、このウルトラマンの映画は、俺みたいな初心者にも心が広い。
物語は、
ゼロと共闘していたジードが、ゼロがいなくなった地球の平和を一人で守ることになり、気負いすぎて仲間の存在を無視して何でも一人で背負い込もうとし、その結果暴走して失敗を繰り返すけど、仲間との絆の大切さを思い出し、またみんなと頑張る・・・的な感じ。
濱田龍臣くん、石黒英雄さんん、本仮屋ユイカさんなど、本格的な役者さんも揃っているから、演技力の高さにも注目して見ていたのだけど、なんて言うんだろ、ゴジラみたいに大人もターゲットにした特撮と異なり、ウルトラマンやライダーみたいな子供向けの特撮って、普通のドラマや映画とは違う、独特な演技力が必要だからか?本格的な役者さんの方が、むしろ演技が下手に見えちゃいました。アニメや洋画のアフレコを、有名俳優さんが演じたときと同じような、そんな違和感を感じました。
出てくるヒーローは、
左から、
「ジャグラス・ジャグラー」
「ウルトラマンオーブ」
「ウルトラマンジード」
「ウルトラマンゼロ」
それにしても、
最近のウルトラマンを知らないから、モードチェンジが凄すぎて、何が何やら・・・。
左がジードで、右がオーブ。
どれが普通のモードなんだか分からない。
左がジードで、右がオーブ。
オーブだけモードチェンジ。
ベリアルモード同士のやり取りは楽しかった。マッチョオーブは結構好きかも。
左がジードで、右がオーブ。
二人ともモードチェンジ。
クライマックスの方はずっと戦っているけど、場面が変わるとモードチェンジしているから、同じようなシーンが続いても、ここまで激しくモードチェンジを繰り返すと、飽きずに楽しく見てられるね。
だけどこの、ジードのソリッドバーニングというモードは、見たまんまのセブンとレオのモードらしいけど、すっげーカッコ悪いけど、超インパクトある。監督コダワリのパワードスーツっぽい感じも活きてるね。カッコ悪いけど。
左がジードで、右がオーブ。
二人ともモードチェンジ。
定番の青くて速いの。
左がジードで、右がオーブ。
二人ともモードチェンジ。
二人ともバッファローモードのウルトラマン。
ジードがゼロとパパで、オーブが太郎とメビウス。
とにかく、TVを見てないからモードチェンジは何がなんだかわからんが、ビジュアルな楽しさはあった。それに、異世界を旅するゼロが、違和感なく作品同士(ジードとオーブ)を繋げていた。さらに、坂本監督だから、アクションも見応えあったし、思ったより普通に楽しかった。
でも、こんなにモードチェンジばっかしてると、後々の作品でアイディアに苦労しそうだね。ウルトラマンシリーズも、仮面ライダーシリーズに負けず、ずっとずっと、がんばって欲しいんだけどね。
敵も、格闘モードから、
射撃モードにモードチェンジ。
しかも、その攻撃する姿はまるで、
フリーダムガンダム。
コレがフリーダムガンダム。
エネルギーを溜めてーーのーーお、
ズビュビュビュビューーーーーン
バビバビバビーーーーーッ
シュババババーーーーーッ
・・・的な。
怪獣も、見た目に進化は少なくても、CGを使ったビジュアル的な進化は凄いね。
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