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Channel: 魔神機兵団の日記
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ブレードランナー 2049・・・感想

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●お話

2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。

~シネマトゥデイより~

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●感想

レンタルで見ました。

 

163分だよ。

最後まで飽きずに見ていたけど・・・長い。

劇場で見たら、寝ちゃってたかもしれないな。

 

前作の、細かい部分は覚えていないけど、ブレードランナーという映画独特の雰囲気、終始薄暗く泥臭いけど、ところどころエロい電飾でチカチカしているような、そんな世界観はしっかり継承されていたように思う。見ていて懐かしい感じがしたよ。あとハリソン・フォードは、割と序盤から出てくるのかと思ったら、2/3が過ぎたくらいからだね。でも、全然物足りなさは全く感じなかった。

 

ブレードランナーとは、レプリカントと呼ばれる人造人間を相手にする専門の捜査官で、前作の主人公デッカード(ハリソン・フォード)もブレードランナーだったけど、デッカードは人間だった。でも、今回の主人公でブレードランナーのK(ライアン・ゴズリング)は新型のレプリカント。Kは、旧型のレプリカントを処分するのが仕事なので、警察の同僚からは同胞殺しと疎まれている。ある日、いつものように旧型レプリカントを処分した際、そのアジト周辺で女性型レプリカントの白骨死体を発見し、その死体を調査したところ、妊娠するはずのないレプリカントが出産している事実が判明する。そんな事実を公にするわけにはいかないので、Kの上司は、その子供を探し出し、秘密裏に処分するようKに指示する・・・が、今まさに、出産出来るレプリカントを研究中の科学者ウォレスは、その情報を極秘に入手し、子供を研究材料にしたいと考え、部下のレプリカント「ラヴ」に、子供を探して連れてくるよう指示する。Kが捜査を進めるうち、女性型レプリカントの名前は「レイチェル」で、その恋人は元ブレードランナーのデッカードと判明。続いてその子供について調べていくと、最初から大人のレプリカントとして製造されたはずの自分(K)に植え付けられた、作られた子供の頃の記憶と、レイチェルの子供の情報とが次々とダブり、俺って本当は人間だったんじゃね?いやでも、そんな訳ねーし。という疑念が湧き始める。真実を知るためには、今もどこかで生きているはずのデッカードを探し出し直接確認するしかない。Kは、殺人アンドロイドのラヴの追跡を逃れ、無事にデッカードを探し出すことが出来るのか?果たしてKは人間なのか?レプリカントなのか?

・・・みたいなお話。

 

1作目よりも、ミステリーな要素が凝っていて、アクションよりもミステリーが強調されているので、近未来的な要素だけでなく、捜査をするとか、追いかけたり追われたりみたいな状況とかを、結構ちゃんと楽しめるのが良かったと思う。前作の場合は、世界観とか雰囲気を楽しむ要素の方が強かった気がするからね。

 

主人公のKは同胞殺しなので、友達が一人もいない。そんなKの唯一の友達というか恋人が、

アナ・デ・アルマス演じるバーチャルな彼女「ジョイ」。プログラムされたバーチャルな人なのに、主人公への愛が半端なくて健気で可愛かった。

因みに、アナ・デ・アルマスは、2015年には「世界で最も美しい顔100人」で9位に選ばれたことがあるらしい。どうりで可愛いすぎる。

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