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●お話
高校生の加藤勝は、地下鉄で起きた事件によって死ぬ。ところが次の瞬間、マンションの一室にいた。加藤はそこで、リーダーが不在の東京チームと一緒に火の手が上がる大阪に転送され、サバイバルゲームに参加することになる。大阪チームと遭遇し、妖怪型の星人軍団=百鬼夜行と戦いを繰り広げる加藤。一人で待つ弟のもとへ生還するため戦い抜く加藤の前に、大ボス“ぬらりひょん”が現れ……。
~シネマトゥデイより~
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●感想
レンタルで見ました。
ガンツは、
TVアニメは見たことないけど、原作は全巻読破済みで、大阪編が面白いのもわかってはいるのですが、ガンツを途中から見てもなーーーという感じで、ずっとスルーしてました。
でも、レンタル屋でコレってのが見つからないので、意外に評判良いし、こいつを借りました。
大阪編は、原作の21~25巻の内容です。
これを見た後、原作も読み直したのですが、大阪編は参加人数が多いので、軸の話自体はシンプルなのですが、余談も含めると結構ゴチャゴチャしているエピソードです。
でもこの映画は、参加人数を必要最小限に絞り込み、敵妖怪の数も少し減らし、ゴチャゴチャを省くことで、非常にわかりやすいストーリーになっていて、ラストも、原作とは少し変更点があるのですが、そのお蔭で、とても感動的に終わっています。
この大阪編は、全巻通しての主人公「玄野」が死んでいる回で、代わりに「加藤」が主人公になるスピンオフ的なエピソードでもあり、敵も強いし、ドラマもあって、戦闘もド派手だから、そういう意味ではこういう映画を作りやすいエピソードなのですね。
しかも、
いろいろと強力な武器が出始めるエピソードでもあります。
その強力な武器の1つに、
パシフィックリム的な「巨大ロボ」での戦闘があったり、
パワードスーツでの、
ドラゴンボール的な戦闘があったりもする。
しかも、巨大ロボやパワードスーツでの戦闘に関しては、原作よりも画がキレイで派手になっているから、そういう意味でも非常に楽しめました。
ただ、唯一難点を挙げるなら、
3DCGで描かれたキャラの顔が整いすぎていること。
このフルCG映画、
雑魚はゲームのムービー的な少し安っぽい感じだけど、主要キャラはCGが結構リアルで、キャラデザインが、ある意味原作通りにしっかり描かれているのだけど、背景のCGのリアルさと相まって、キャラの顔が、妙に現実的な人間の顔をして見える瞬間もある。
ところが、鼻筋とか顔のパーツやスタイルが整いすぎで、全身完璧整形人間にしか見えず、
こんなやつ現実にいない感が半端ない・・・時もある。
やっぱりこういうのは、
リアルにしすぎるのも、それはそれで良くないのかな?適度に(背景とか)アニメ感がないとだね。
あともう1つ、
難点ではなく、残念だったところ、
俺は「筋肉ライダー」が好きだったのだけど、映画化にあたり、メンバーを絞り込む際に、予選落ちしてしまったみたい。
フルCGキャラの筋肉ライダーが見たかったなぁ。
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でも、原作とは違うラストになったことで、原作の時のモヤモヤした感じもなくなり、なんだかすっきりして終われたので、感動も増していて良かったと思う。
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