全長:3.2cm
全幅:2.3cm
奥行:5.4cm
俺のはオレンジでした
こんな袋で、色は選べないよ
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●映画感想と物語(あらすじ)
驚いた
普通に面白かったよ
映画を見る前は、
「ゴジラではないけど、意外と楽しめたよ。」
そんな感想になることを予想していた。
だけど実際に見てみたら、意外にも、全編に「ゴジラらしさ満天」だった。
因みに、俺の言う「らしさ」とは、過去作品の踏襲ではなく、漂う雰囲気。
平成ゴジラの多くが、ドラマ部分がゴジラと無関係なことで、怪獣映画とドラマ映画の二本立てになっていて、ドラマ部分と戦闘シーンの一体感や連動性が薄い。それでも面白いのだけど、怪獣惑星は、ドラマ部分もゴジラと連動して一体感があるから、戦闘シーンが一層盛り上がるし、その分面白さも増している。
その戦闘シーンが、アニメを活かしていて特に良かった。スピード感があるけど、最近流行りの目まぐるしいカメラワークではないからとても見易いし、ゴジラをいかに、巨大な生物で怖い怪獣に魅せるか、という演出も、実写とはまた異なるアングルや破壊力の表現で、アニメらしさをとても活かしていて、感覚を見せる、という技術力の高さを感じた。
こいつは、
シン・ゴジラの次に面白いゴジラ映画だ。
とはいえ、実は過去作品の踏襲も多々あるのだが、(パンフによれば)あえてそれを分かりにくく抑え気味にしているため、やっぱりこれはSF映画で、ゴジラではない!と感じる人も少なくないと思う。
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物語は、
怪獣惑星となった地球を捨て20年、やっと辿り着いた移住先の惑星は人間の住める環境ではなかった。なので、次の移住先を探すか、地球に戻るかで激しく揉める。
・・・そんな場面から始まる。
結果、地球に戻るのだが、亜空間航行により、辿り着くのは2万年後。さすがにゴジラはもういないだろう・・・と思ったらまだいた。
それを知り、逃げるか戻るかでまた揉める。
宇宙船には地球人以外に2種族の宇宙人も乗っていて、どちらも、捨てる前の地球へ移住してきていた。エクシフ星人は高い英知を、ビルサルド星人は高い武力を有していたが、それでもゴジラは倒せず地球を捨てたのに、移住計画も失敗した。
そんな中、宇宙船で長年ゴジラの研究を続けてきた地球人により、ゴジラの弱点が発見される。弱点がわかっても、倒せるかどうかはまた別の話。しかし、移住が失敗した今、ゴジラを倒して地球を取り戻す。それ以外にもう選択肢は残されていなかった・・・。
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今回のゴジラは、
皮膚が鋼のように堅固な上、あるレベル以上の攻撃を受けると電磁バリアで全身を護る。そのため、核兵器でも無傷で無敵。そんなゴジラ・・・倒せる訳ねーじゃん。ずっとそう思われてきたが、ある弱点が判明する。
そういえばこの映画を見て、これまでの(平成)ゴジラは、弱点らしい弱点がないため、メカゴジラにしろ、MOGERAにしろ、スーパーXにしろ、どんなに凄い兵器があっても、闇雲に戦う作戦が多かった 。
しかし、この映画でゴジラと戦うのは、惑星開拓用のエアーバイクにパワードスーツ(と重機)。それぞれ20~30機はあるけど、ゴジラが人間とするなら、チョウ(エアーバイク)とカブトムシ(パワードスーツ)。普通、そんな戦力で勝てる訳がない。
でも今回のゴジラは、「弱点を基にした作戦」という明確な目標があるし、これでダメなら人類に生きる道はない、という絶望が迫っている。だから、これまでのどのゴジラ映画よりも命懸けで、絆が強い。なので、戦闘シーンは異常に見応えがあった 。ゴジラの戦い方、その姿の見せ方も、また巧いから尚更。
こつも頑張っていた。映画見てやっぱり、ミニフィギュアが欲しくなったよ。
ただ1つだけ、
あのオチはちょっとやり過ぎじゃね
もう少し抑えた方が・・・と感じた。
今回のアニメゴジラは三部作になるらしいよね。ちゃんと1つの大きな終わりがあるけど、続編がある的なオチにもなっている。
そしてゴジラが、史上最大の大きさというのも話題の1つで、公開前には、1000m以上ある・・・なんて噂もあったけど、そんなに大きくはありません。でも、シン・ゴジラよりは大きい・・・それは確か。
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エンドロール後に、
おまけのワンシーンがあります。
えっ?ネルフの紫龍?な訳ねーな。
怪獣惑星の2作目は、
2018年5月公開予定
何か見えるのか
おまけなのに、良く出来てるぞ