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Channel: 魔神機兵団の日記
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グースバンプス モンスターと秘密の書・・・感想

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●お話と感想

ツッコミどころが多く、モンスターの登場する経緯も想像と違った。でも純粋に、たくさんのモンスターが暴れている世界観と、4人の冒険とが、なんだかとても楽しかった。

 

ニューヨークから田舎町に引っ越してきた主人公は、隣家の、同じ年のかわいい娘と仲良しになる。隣家は父娘の二人暮らしだが、父親が相当の変わり者で、主人公はその父に煙たがられていた。

最初は、箱入り娘に悪い虫がつくのを嫌がってるのだろう、と思ったいたが、次第に、娘を外出禁止にしたり、娘の叫び声が聞こえたりなど、明らかに犯罪のにおいがする。そこで警察に通報をするが、子供の言うことより、大人(怪しい父親)の言うことを信じ、逆に問題児扱いされる始末。そこで、自分の手で彼女を助けようと、父親の留守中に隣家へ忍び込むが、彼女を助けに行く過程で、懐かしいタイトルの本が鍵付きで何冊も飾られているのを見つけ、すぐそばに鍵もあるし、鍵の存在を不思議に感じつつも、あまりの懐かしさから、本をチラ見しようと鍵を開けてしまう。すると、光や煙とともに、物語に出てくるモンスターが現実に現れた。そして、他の本も次々と開きだし・・・みたいなお話。

 

隣家の父親は、ファンタジー・・・じゃなくてホラー作家で、ある頃から、自分の描いた物語のキャラが現実に現れるようになった。でもホラー作家なので、出てくるのは恐ろしいモンスターばっかり。なので、本は鍵で封印していた。ところが、ある頭の良いホラーキャラが、これを機に、田舎町をホラーキャラ軍団で支配しようとする。

 

この事態を収拾するには、全てのモンスターを封印するための、あるアイテムが必要。そこで、主人公とその友達、隣家の父娘の4人は、恐ろしいモンスターから逃げつつ、そのアイテムを手に入れるために、主人公の学校までの冒険を始める。

 

最初、父親があまりにも怪しすぎるので、あらすじ等から物語の展開を想像し、父親は悪い魔法使いだと思っていた。でも、実は意外と良い人、て言うかむしろ、こうなったのは全て主人公のせいだし、主人公の方がやってることは犯罪者だけど、町中モンスター騒動でうやむやになっていた(笑)

 

まーでもね、途中から4人がしっかり仲間になりだすと、4人の冒険とか、父親もヤケクソで吹っ切れて明るくなったりとか、すごく楽しくなってくる。想像よりもコミカルな内容で、クスッと笑える展開とか、そんなやり取りが多かった。

 

最初は数々のモンスターに期待をして見始めて、実際にモンスターは沢山出てくるきて楽しいけど、しかしこの物語の本当の楽しさは、へっぽこ4人組の冒険の方でした。

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