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●お話
Dr.ロロの島で、研究施設らしき建物の、
データ管理室へと潜入した一行だったが、
彼らがそこで見たのは、
「5年前、日本各地で起こった、謎の大爆発災害」
それに関係する資料だった。
ところが、そのデータへアクセスした瞬間、
施設は島ごと大爆発
一行は、命からがら脱出するも、
Dr.ロロへの糸口も、5年前の災害の秘密も、
島と一緒に吹き飛んでしまった。
そんな事件もすっかり忘れ、大学での、
夏休みの続きを満喫中のウマタロウとヒロシは、
突然、佐流田教授の研究室に呼び出される。
ところが、研究室へ向かう途中、黒塗りの組織に襲われ、
A106で応戦するも苦戦、そんな中、
ワンボックスに乗った女性が助けに現れ、
その女性は、佐流田教授の娘を名乗る。
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●感想
まずはこれ
アニメ化決定おめでとう
贔屓の漫画がアニメ化するとか、超嬉しいよね
この5巻は、
ウマタロウ(天満博士)がロボット開発に目覚めたキッカケ、
その一端がわかるのと、
Dr.ロロの正体も、ついに判明します。
で、日本政府さえも隠蔽しようとしている
5年前の大災害、その事故を軸に、様々な動きがあり、
物語も、これまでとは違う方向へと、大きく動き出します。
なんだかんだで、鉄腕アトムとはまた、別の世界観
・・・という感じですが、それでも、どこかが繋がっている。
そういう感じもして、これはこれで、面白いんです。
A106に、ウマタロウやヒロシの理想や思惑とはまた違う、
自我が目覚め始めているのも、また興味深いです。
ゆうきまさみさんや、カサハラテツローさんなりの、
鉄腕アトムへと繋がっていく道。
その道の先を、もっと一緒に歩いてみたい。
3巻を(アニメ化も)楽しみにしています。
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アトム ザ・ビギニング[3巻]・・・感想
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