
昨日は、
なんとなく、ちょっとだけ見るつもりが、
じっくり最後まで見ちゃったよ。
この映画ってさ、大切な場面そのものは見せないで、
あえて、そういう場面からちょっとずらしたところ、
少し前、あるいは少し後を、見せるんだよね。
そうすることで、大切な場面そのものは、
見る人それぞれに、なんとなーーく想像させる作り。
なんとなーーく。それが、この映画の良いところ。
キャラクターの魅せ方も、そうだと思う。
美人女優四人が姉妹役。
見せ方を、ちょっと間違えれば、
終始、こんな姉妹いねーーよ!っていう
そういう画になってもおかしくない。
でも、この映画の4人の美女は、
どこか、何かを、ちょっとずらして見せている。
そうすることで不思議と、
どこにでもいる普通の女性のように見えてしまう。
不倫もそう。
昼ドラと、同じようなテーマを扱ってるとは思えないくらい。
さわやかな、風鈴の音で感じるそよ風のような物語。
あ~~なんだか、見終わった後の、余韻が心地よい。