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Channel: 魔神機兵団の日記
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ウルトラマンX(エックス)「第1話:星空の声」・・・感想

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とあるサイトで、
3/12に公開されるウルトラマンXの劇場版が、
怪獣映画として面白い。・・・そんな感想を読んで、

シン・ゴジラに不安を抱えている身としては、非常に興味を持ち、
レンタルショップで偶然1巻を見つけたので、
試しに、どんなウルトラマンなのか?確認してみました。


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●お話
太陽から発生したウルトラフレアが地球をつつみ、
地底や海底で人形の姿で眠っていた
スパークドールズが怪獣となって復活した。
続々と現れる凶悪怪獣や侵略宇宙人に対抗すべく、
人類は超科学メカを装備した特殊防衛チーム
「Xio(ジオ)」を結成する。
 そして、15年後。
Xioのメンバー・大空大地は、
突如出現した怪獣との交戦中に謎の声を聞く。
「ユナイト!…」
 その直後、怪獣の攻撃で絶体絶命の大地を
まばゆい光がつつみこんだ!
「君と私はユナイトした!心を一つにすれば、
あの怪獣と戦えるんだ!」
 神秘の光=ウルトラマンと一体化した大空大地は、
ウルトラマンエックスとして地球を襲う様々な脅威に立ち向かう!
~amazonより~
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●感想
1巻には4話収録されていますが、
とりあえず「第1話:星空の声」を鑑賞。

どうやら、ライダー人気を追うような、
奇抜さを狙った新しいウルトラマンではなく、
随所に今風の新しい要素はあるものの、
バリバリ王道ウルトラマンな内容で、
子供向けという前提を壊さないままで、
細部への、芸の細かい、強いコダワリを感じるのだけど、
そのコダワリが、やり過ぎないでさりげないのが好印象。

私の持論に、
大人の鑑賞に堪える子供向け作品というのは、
一般的な子供や大人ではなく、大人になった子供、
あるいは、大人っぽい作品が好きな子供にしか楽しめないけど、
良くできた子供向け作品は、大人も子供も、幅広い層が楽しめる。
・・・というのがあるのですが、

ウルトラマンXは、まさに後者の作品のようです。

最近、戦隊モノやライダーが、パターン化して、
わかりやすい奇抜さを狙ってばかりなので、
丁寧に創られた王道って、逆に新鮮です。

でも、あくまでも子供向けなので、過度に期待しないでねういんく



出撃時は、ユニフォームの上に、
仮面ライダー風のムキムキマッチョになれる
プロテクターを装着する決まりのようで、
いかにも戦闘服っぽくて、こういうの好きです。
戦闘時、非戦闘時を区別しているのは、
斬新だし、わかりやすいし、良いですね。

主人公がウルトラマンと融合した後、簡単に受け入れず、
まずはその状況に、普通に驚いたり、
怪獣と戦うのを怖がるところも楽しいです。



車に巨大なエアロパーツを装着すると戦闘機になる、的な演出も、
色々バリエーションが期待出来そうで、面白い。
空中戦のCGも自然な印象で、
ジオラマで着ぐるみが暴れ、それをCGで補う演出も、
これまでのウルトラシリーズよりもうまく融合しているし、
カメラアングルとか工夫していて、さりげなく見応えあります。

やっぱ怪獣作品は、着ぐるみとジオラマ よねラブ

隊長も、まずは避難勧告を指示するところが、
これまでのウルトラシリーズで意外とないパターン。
そして、光の巨人(ウルトラマンX)が怪獣退治後、
空に飛び立つ際、間髪入れず、
光の巨人の正体を探ろうと、真っ先に追跡を指示するところも、
意外と過去に例がない気がします。

と言って、ネクサスのような異色な内容、設定ではなく、
かと言って、子供向けだからと笑いで逃げることもなく、
あくまでも王道でクオリティアップしていて、
それでいて、ちゃんと子供向けなのが、良いと感じました。

でも、あくまでも子供向けなので、過度に期待しないでねういんく
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