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●お話
海を漂流し流れ着いたところを、
剣術の師匠である比古清十郎(福山雅治)に
助けられた緋村剣心(佐藤健)。その後剣心は、
山中で居を構え陶器作りに励む師匠に対し、
飛天御剣流の奥義を教えてほしいと懇願する。
一方、甲鉄艦・煉獄に搭載した大砲で
一つの村を襲撃した志々雄真実(藤原竜也)は、
政府に対して剣心を指名手配し、
捕らえて処刑するように求める。
~シネマトゥデイより~
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●感想
前後編の後編としては、
それなりに良くできていたと思います。
しかし、
ちょっと詰め込みすぎな印象もありました。
特に、十本刀の扱いが悲しすぎる。
前編の京都大火編と合わせても、
10本のうち5本(5人)しか活躍していません。
残りの5本はその他大勢の雑魚扱い。
これはちょっと、まじかーって思いました。
それに「伝説の最期編」序盤の、
剣心が志々雄にやられてウダウダしているシーンが、
ちょっと長すぎるかな?・・・とも感じました。
ウダウダを少し短くしてその分、
十本刀の活躍を1人でも増やして欲しかった。
ただ今回のラストバトルは、
少年ジャンプ定番の、強すぎるラスボスを、
みんなで一緒にやっつけるぜーな展開。
本格的な時代劇らしい雰囲気のあった
1作目、2作目とは異なり、
この3作目はいかにもヒーロー映画で、
主人公達もまるで戦隊ヒーローでした。
となると剣心は「レッド」

でもね、それはそれで楽しいんだ。
時代劇っぽい雰囲気の高い
1作目、2作目では浮いていた
相楽左之助の存在感が、俄然際だってくるからね。
ラストバトルでは、何度倒されても立ち上がり、
志々雄からも、雑魚だ、お前じゃダメだ、
と言われながら、なんだかんだで、
一番活躍していたのが相楽左之助でした。
左之助は間違いなく「イエロー」

斉藤一が「ブルー」

四乃森蒼紫は(アオだけど)「ブラック」

で、無理矢理だけど、高荷恵が「ピンク」

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