----------------
●お話
自らスター・ロードと名乗る
トレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。
ピーターは無限の力を持つ
パワーストーンのオーブを入手するものの、
その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。
ピーターは天才メカニックのロケットら
刑務所で出会った仲間と脱獄するも、
オーブの力で宇宙を滅亡させようとする
強大な悪と戦うこととなり……。
~シネマトゥデイより~
----------------
●感想
飛びぬけてココが良いという部分はなく、
例えば他のマーベル作品の
アイアンマンやキャプテンアメリカのように、
この作品の主人公達からは
ヒーローとしての魅力もほとんど感じないし、
誰かが特別カッコイーとかカワイイとか、
・・・そういう訳でもない。
それなのに、
すっごく面白い
まずとにかく、
テンポが良いし、音楽がまた良い
物語の舞台は2014年だけど、
劇中の音楽は主人公の思い出の曲でもある、
1970~1980年代の音楽で、
それが作品のノリにマッチしているし、
DVDで見るとき、
音楽だけのシーンって早送りしたくなるけど、
この映画はむしろ、そこが一番楽しいってくらい
主人公のダンスも含めて、画と音楽が楽しかった。
また、
主人公達の掛け合いも微笑ましい。
顔を合わせば罵り合ってばかりなのに、
そのやり取りに、嫌味さとかトゲトゲしさを感じないんだよね。
逆に、終始ほのぼのとした温か味さえ感じるんだよ。
そういう部分も、
見ていて心地よく感じる要因だよね。
そして、
敵がとてつもなく強大な悪ってのが見ていて楽しい
やっぱり敵は、わかりやすく強い方が楽しい。
そういえばこの映画の面白さが、
いつもケンカばかりなのに、心の底では信頼し合っているとか、
そんな、主人公達のやり取りだったり、
強大な悪とみんなで戦うってところもそうだけど、
主人公達は様々な宇宙人の集まりで、
それぞれの能力も違うし、
喋る動物が仲間にいたりして、
ONEPIECEのルフィー一味を連想させる雰囲気がありました。
それに、
ラストの空中戦では、どこがどうとは言えませんが、
インデペンデンスデイやスターウォーズよりも、
俺は、天空の城ラピュタで見た空中戦を思い出しました。
そんな訳で、お話自体は、
日本のヒーロー漫画でもありがちな定番中の定番だけど、
テンポの良さとか音楽とか、
ちょっとした見せ方の工夫や、作りの丁寧さで、
こんなにも新鮮に感じるもんなんだなぁ。
・・・と、そんなことを感じる作品でした。
---------------
↧
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・・・感想
↧