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Channel: 魔神機兵団の日記
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く・・・感想

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公開日:2023年5月26日

レンタル:2024年7月3日

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●お話

特殊な能力を持つ漫画家の岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の 話を聞く。それは、最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館の職員すら「黒い絵」の存在を知らなかったが、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下にある「Z-13 倉庫」だった。 そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる...

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●感想

NHKのドラマ

岸辺露伴は動かない」は見てなかった。

・・・けれど、

この映画を見たくなってしまったので、

Amazonプライムでシーズン1だけ見て、

この映画もAmazonプライムで見ました。

 

映画と言うより

TVスペシャルのような仕上がりだけど、

まあまあ楽しめましたウインク上差し

 

原作とは

黒い絵の記憶(思い出)を思い出すまでの、

アプローチが異なるのね。

原作では億泰との世間話中に思い出すけど、

映画では漫画用の黒インクを探す過程で思い出す。

 

相変わらず

世にも奇妙な物語だね。

でもそこに、

岸部露伴の独特な感性と頑固な好奇心、

更にはスタンド能力とが絡むことで、

世にも奇妙な物語に

独特の個性がプラスされてます。

 

物語ですが

岸部露伴は、

今度の読み切り漫画のカラーページに、

いつものカラーインクではなく、

 

植物や虫から作られる、

日本古来の顔料を使うことを考え、

自身でインキを作るべく研究を始めました。

 

ところが、

黒色だけはどーしても

納得のいく色(顔料)が見つからない。
すると、

たまたまそんなタイミングで、

オークションに

モリス・ルグラン」の

Noire(ノワール)」と言う絵画が

出品されることを知りました。

Noireとはフランス語で

この独特な黒色の魅力を放つ

絵(インク)の秘密を調べるために落札してみたが、

残念ながら一般的な黒のインクだった。

しかし
この絵の秘密を調べるうちに、

忘れていた記憶がふいに蘇る。
 

今から約10年前
岸辺露伴がまだ漫画家デビュー直前のある日、
とある女性から、
この世で、
最も黒い絵の話を聞かされたことがあった。

その絵の作者は山本仁左衛門で、
絵がある場所はルーブル美術館
単なる世間話だったので、
すっかり忘れていた
だがしかし、
誰も知らない無名画家の絵が、
本当にあの、
ルーブル美術館にあるのか?

そこで早速
事実を確認するために、
集明社の編集経由で取材許可を貰い、
ルーブル美術館を調査することに。

しかしその絵は
この世で最も黒いだけでなく、
この世で最も邪悪とも言われている。
ただの絵に、
いったいどんな邪悪が潜んでいると言うのか?
 
その謎に
岸部露伴の好奇心が猛進する。
・・・みたいなお話

ちょっと怖い系のお話でしたが、
世にも奇妙なホラーの展開だけでなく、
序盤から謎の組織による陰謀も絡んできて、
サスペンスな展開もあり、
それなりに見応えはありましたウインク上差し
 

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