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Channel: 魔神機兵団の日記
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怪物の木こり・・・感想

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公開日:2023年12月1日
レンタル:2024年4月24日

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●お話

「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰を定めた。しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持ら、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。

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●感想

この映画

サイコパスな犯人による、

連続殺人事件が発生するお話です。

でも主人公は弁護士。

なのでてっきり

弁護士の主人公が、

事件を捜査して解決する、

2時間サスペンスにありがちな、

素人探偵モノなのかな?

・・・と思ったら

 

実は主人公もサイコパスで、

どちらかと言うと、

そういうタイプ(犯人側)の人間。

ところが

そんな主人公が、

連続殺人の次のターゲットにされる。

 

辛うじて命は取り留めたものの、

退院後に主人公が独自で捜査をした結果、

犯人は

主人公本人でさえ知らなかった、

主人公の秘密を知っていることが判明し、

これまでの被害者も全て、

その秘密が原因でターゲットにされていt。

だがその秘密は

絶対に世間に知られる訳にはいかない!!

だから

刑事より先に、

このふざけた犯人の正体を突き止めて、

コイツをぶち殺して秘密も隠ぺいする!

・・・みたいな話。

ところが

警察には天才プロファイラーがいるため、

このままでは先にコイツらに

主人公の秘密(犯人の動機)がバレてしまう。

果たして、

どちらが先に犯人を見つけるのか?

主人公の秘密は守れるのか?

・・・みたいなお話

 

それにしても、

さすがは、

三池監督の映画!!

個性ばっかりの登場人物で

ガチャガチャしているけどびっくり気づき

そういうガチャガチャが、

三池監督っぽくて楽しい。

 

三池監督って

どんなに無茶な依頼内容でも

基本的に仕事は受けるらしいのですが、

スポンサーの要求や予算によって、

軽いノリで作る時と、

本気出して作る時があるらしく、

この映画はどちらかと言うと、

他の三池監督映画よりも捻りを感じるので、

本気の時の映画なのかな?

・・・なんて、

想像をしながら見てました。

結構面白かったです

 

この映画の犯人は

絵本に出てくる怪物を模しています。

ただこの絵本、

子供が読む絵本なのに、

大人が読んでも・・・、
 

怖すぎるガーンガーンガーン

怖さに妙なリアリティのある絵本です。

 

この映画の中だけの、

実在しない絵本らしいけど、

 

絵本には人食いの怪物が出てきます。

・・・でも、

同じように絵本に出てくる人食いでも、

童話の世界の

悪い魔法使いとか、

 

悪いオオカミのレベルではなく、

 

日本昔話の

人食い鬼婆のレベル。

 

この違い・・・うーん・・・、


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