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●お話
キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、
ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は
普通の日々を送っていた。ところがそんなある日、
デイヴは元ギャングで運動家の
スターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)と
スーパーヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成。
そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が
父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて……。
~シネマトゥデイより~
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●感想
マザーファッカーが出てきたときは、
この映画大丈夫か?・・・と思ったけど、
結論から言えば、前作以上に面白かったです。
この手の作品の続編って、
つまらなくはないけど、
それなりには楽しかったけど、
・・・そんな作品が多いので、
過度な期待はせず、
ほぼクロエちゃん目当てで見たのですが、
クロエちゃんが期待以上に魅せてくれました
(これは、ネットで見つけた最近のクロエちゃん)
前作のカワイサそのままで、更に大人っぽく成長していて、
身長が高く手足が長いから、アクションが映える映える。
しかも作品には、前作同様に良い意味でのバカバカしさがあって、
しかも今回は、ドラマのクオリティが上がっているので、
めちゃめちゃ充実していて、
あ~~~~~面白かったです
前作を見て気に入った人なら、確実に楽しめることでしょう
ミンディの資金がどこから出てくるのか知らないけど、
(父親の隠された遺産かな?)
15歳の少女なのに、
ちょっとした秘密基地並みの充実した設備を持っていて、
それはもうプチバットマンな充実振りで、
(正確には、グリーンアロー程度の設備)
そこから学校のPCをハッキングして出席日数を誤魔化したり、
悪(ヴィラン)の出現に備え、日々トレーニングに励んでいます。
今回は、デイヴとミンディのすれ違い方がポイントかな
・・・と思う。
あれから3年、
普通の生活が物足りなくなったデイヴはもう一度ヒーローになるため、
ミンディのロビン(バットマンの相棒)になりたいと申し出て、
二人でチームを組むことになります。
ところが、最初の戦いでミンディがやりすぎて、
それがキッカケで、ミンディはマーカス(義父)の強い想いを知り、
ミンディはヒーローを辞め、普通の女子高生となり、
マーカスの計らいで、一見面倒見の良いお姉さん風だけど、
実は女王気取りの嫌味な女子高生が率いる、
高校No.1の女子グループに入ることになります。
一方デイヴも、一人では不安なので、
コスプレ自警団「ジャスティス・フォーエバー」へと入団します。
方向性は違うけど、デイヴもミンディもお互いグループに所属し、
それぞれのグループでの楽しさや苦労を味わう訳です。
その過程で印象的だったのは、
女王様から悪質な精神攻撃をされて凹んだミンディが、
真夜中にデイヴの部屋に忍び込んで言った台詞、
「私のロビンの顔が見たくなった。」・・・が、
超かわいすぎます
デイヴには彼女がいるし(振られちゃうけど)、
デイヴにとってミンディは師匠みたいなものなのかな?
お互い恋愛感情はないみたいなんだけど、
デイヴはふざけているようでも真面目に鍛えていたので、
物語の後半に見せる上半身は、いつのまにか超ムキムキ
まるで本物のスーパーヒーロー
この体を見たミンディの目が、
一瞬だけになるシーンが印象的でした。
因みに悪側の、
マザーファッカー率いる「スーパーヴィラン軍団」。
最初は、(キックアスと)ヒットガールの強さが半端ないので、
こんな奴らが相手じゃ釣り合わねーわ!アホか!
・・・と思ったけど、
部下の一人が異常に強すぎる。
どう見ても、
元女子プロレスラーの「神取忍」にしか見えないこの女性は、
マザーファッカー軍団最強の戦士「マザーロシア」。
彼女の強さが強すぎて笑える
他にも、経歴だけは凄いハグレギャングをたくさん集めたのに、
マザーロシア以外、雑魚過ぎるところもまた笑えます
あっ!あと、ジムキャリーが控えめに、
重要な脇役をしっかりとした存在感で演じていたのも印象的でした。
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どうやら、キックアスは三部作になるようです。
二作目が後を引く素敵な終わり方をしたので、
最終作がどうなるのか?非常に楽しみになりました。
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キック・アス/ジャスティス・フォーエバー・・・感想
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