公開日:2023年9月15日
---------------
●お話
ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。想像を絶するトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだったが……。
---------------
●感想
この日は寝不足で、
途中で寝ちゃいそうで不安だったけど、
想像したよりも、
ハラハラドキドキの展開と、
胸熱すぎる展開とが、
交互に連続しまくりまくるから、
一瞬で目が覚めて、
もうずーーーーーっと夢中でした。
面白かったぁ。
少々美談がすぎるけど、
実話を基にしているので、
事実は小説より奇なり!!
・・・とは、
正にこのことかもしれませんね。
それに、
日産が大きく絡むお話なので、
俺の好きなGT-Rが、
ずーーーーーっと画面に映っているから、
それも、
俺を胸熱にさせてくれた理由の1つです。
そう言えば、
上記の、
リブログした映画(アライブフーン)は、
グランツーリスモの
日本チャンピオン(ゲーマー)が、
本物のドリフトレーサーになる。
・・・というお話。
(アライブフーンはフィクションです)
この映画(アライブフーン)の中に、
海外では、
ゲーマーが本物のレーサーなるのは
珍しいことではない。
・・・的な台詞があるけど、
今日紹介する映画(グランツーリスモ)はその、
ゲーマーがレーサーになる、
キッカケとなったお話(実話)になります。
それが理由で、
この映画をものすごーく興味深く楽しめた。
・・・と言うのもあります。
物語ですが、
主人公はヤン。
5歳の頃、
博物館でスポーツカーを間近で見て以来、
レーサーになる夢を持つ。
その後青年になり、
ゲームの「グランツーリスモ」と出会う。
●車を運転する感覚も、
●改造すると性能が変化する感覚も、
●サーキットでの走行感覚も、
これまでのレースゲームとは、
比較にならないリアルさがあることに気づき、
グランツーリスモに出会って以降、
時間の許す限りグランツーリスモをする毎日。
それこそが、
本物のレーサーになるための彼なりの自主トレで、
その結果アメリカで、
グランツーリスモのトップレーサーとなった!
ところが、
ただでさえ、
大人はゲームに対して偏見が強い上に、
父親は元プロサッカー選手なので、
サッカー選手を目指す次男に対して、
インドアの長男を欠陥品のように思っているし、
ゲームばっかりしていて、
本物のレーサーになれるわけがないだろ!
いつまでも夢見てんじゃねー!!
・・・と、
会話をすれば喧嘩になる毎日。
しかしここにも、
ゲームのグランツーリスモに、
大きな可能性を感じている男がいた。
それがこの「ダニー」と言う男。
彼は日産を、
自分の人生の全てを賭けて説得し、
世界各国に存在する、
グランツーリスモの
トップゲーマー達を集めて鍛え上げ、
本物のレーサーにするための
養成学校を立ち上げた。
それこそが、
「GTアカデミー」。
(本当にそういう養成学校を造っちゃったらしい)
レジェンドレーサーの
「ジャック」を講師(コーチ)に迎え、
シミュレーター(グランツーリスモ)と、
実車(GT-R)で訓練を繰り返す。
日産がスポンサーなので、
訓練もレースも、
ずーーーーーっとGT-Rが見れるから、
それだけでも、
見ていて楽しい。
その学校の第一期生の1人に、
主人公のヤンも選ばれるが、
この学校から、
本物のレーサーになれるのは、
首席になった1人だけ。
ヤンは無事に首席となり、
プロレーサーの夢を実現させることが出来るのか?
だがしかし、
学校での生活は、
ゲームの中では体感することの出来ない
苦難の連続だった。
・・・みたいなお話。
でもね、
ゲーマーだからこそ魅せられる
意外な知識や技術もあったりして、
そういう魅せ場も多いので、
見ていてとても面白かったです。
右は主人公ヤンを演じた役者さんで、
左は本物のヤンです。
本物のヤンは今回の映画で、
スタントを演じているそうです。
---------------