Quantcast
Channel: 魔神機兵団の日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3180

余命10年・・・感想

$
0
0

公開日:2022年3月4日

レンタル:2022年3月4日

---------------

●お話

数万人に一人という不治の病を患う、20歳の高林茉莉(小松菜奈)。余命が10年であることを知った彼女は生きることに執着することがないように、絶対に恋をしないと固く心に誓う。地元で開かれた同窓会に参加した茉莉は、そこで真部和人(坂口健太郎)と出会う。恋だけはしまいと決めていたはずの彼女だったが、次第に和人に惹(ひ)かれ、その運命も大きく動き出す。
~シネマトゥデイより~
---------------

●感想

こんなに分かりやすく

お涙頂戴のタイトルなので、

借りるかどうか?ちょっと悩んだけど、

評判が良いということは、

きっと

涙を誘う演出が、

わざとらしい内容ではないのだろう。

・・・と信じて、

借りてみることにしました。

 

想像より

ずっと良い映画だった。

 

主人公は

肺動脈性肺高血圧症(PAH)という

数万人に1人の難病で、

余命10年を宣告された女性。

名前は「高林茉莉(まつり)」。

 

彼女は約2年の入院生活の末に、

体調が回復してきたこともあり、

これからは

通院で治療を行っていくことになった。

 

せっかく退院できたので、

これからは少しでも人生を楽しもう。

・・・と誓ったものの、

家族」も、

東京に引っ越して以降に出来た「友達」も、

みんな病気のことを知ってるので、

妙な気遣いをされるから一緒にいるのが辛い。

そんな時に

たまたま高校の同窓会の案内が届く。

 

病気のことを誰も知らない

遠く離れた

高校の友達となら、

病気を忘れて楽しく話せるかも?

そんな気分で同窓会に出席した。

 

すると同窓会中の会話で、

富田タケル」、

真部和人」と言う二人の同級生が、

現在は東京に住んでいることを知る。

そして

同窓会の数日後、

真部和人は自殺をした。

(一命はとりとめる)

 

親は離れて暮らしているため、
同じ東京に住む

富田タケルが病院から呼ばれるも、
仕事ですぐには行けないため、
同じく

東京に住む「主人公」が、
富田タケルの代わりに病院へ行くことに。

なぜ私が?

・・・と思いつつも病院へと急ぐ。

最初こそ

自分は余命が決まっているのに、
命をムダにする行為にムカついたが、
自殺の理由を聞くと、

(寒さで震える犬か猫みたいに思えてきて)

ちょっとだけ応援したくなってきた。
 

一方で

いろいろ制限はあるけど、

比較的普通に生活できるから、

就職しようと考えたが、

不治の病が原因で就職試験は不合格ばかり。

そんな主人公のために、

藤崎沙苗(短大時代の友達)」が

仕事を紹介してくれたので、

その代わりに

イケメンを紹介することになって、

 

富田タケルを紹介したら、

2人は意気投合。

 

それ以降は、

Wデートが定番となる。

 

Wデートを重ねることで次第に、

高林茉莉(主人公)と

真部和人も惹かれ合っていく。

・・・が、

引きこもりだった真部和人に告白する勇気はなく、

高林茉莉(主人公)も

余命10年(残り6〜7年?)の女と、

付き合いたい男性がいるわけないと思い込み、

好きな気持ちを押し殺している。

果たして

二人の恋は実るのか?

主人公の病気はどうなるのか?

・・・みたいなお話。

 

良い映画だった

 

二人は結局付き合うけれど、

二人の中にある様々な心の制限が、

比較的自然な展開で外れていくので、

付き合うまでの流れに、

比較的無理がないのは良かった。

 

最終的に感動を誘う場面になった時も

無理に(感動を)押し付けるような

感じではなかったので、

感動を自然に受け入れることが出来たし、

良い印象のままに見終わることが出来ました。

 

主人公の小松菜奈さんって、

糸の時も良い役者さんだなーと思ったけど、

この映画でもとっても良い表情の人でした。

 

---------------

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3180

Trending Articles