公開日:2022年3月18日
レンタル:2022年8月19日
---------------
●お話
クライム・シティの暗殺組織に所属する女殺し屋サム(カレン・ギラン)は、ある夜標的の娘であるエミリー(クロエ・コールマン)を保護したことで、組織から追われる身となってしまう。襲い掛かってくる刺客たちをかわし夜の街を疾走する二人は、元殺し屋の3人の女たちが運営する図書館に駆け込む。そこは本だけでなく、数多くの銃火器が隠されている武器庫でもあった。
~シネマトゥデイより~
---------------
●感想
凄腕の殺し屋が、
仕事でミスして組織から狙われる。
・・・というお話だけど、
主人公サイドは、
女性キャラばっかりな上に年齢層が幅広く、
そういうキャラ設定だから、
ストーリーは真面目だけど、
ところどころにコミカルな展開が挟まれる。
なので、
真面目に見るより、
軽い気持ちで楽しむ方が面白い。
そんな映画でした。
物語ですが、
主人公は組織でNo.1の殺し屋。
ある時、
任務を終えて帰宅をすると、
「組織の金を奪い返せ!」
という新たな依頼があった。
指定の場所に向かうとそこには、
組織の金を持った普通のおじさんがいた。
普通のおじさんは、
マフィアの金とは知らなかったことが判明し、
必要のない殺しを嫌う主人公は、
穏便に済まそうと説得を試みるも、
おじさんは父娘二人家族で、
娘を強盗に誘拐されてしまったため、
どうしてもお金がいる。
おじさんがテンパって暴れだしたので、
主人公はおじさんを誤射で殺してしまった。
実はこの主人公、
幼い頃に親に捨てられた過去を持つ。
そのため人質の娘に、
親に捨てられたと思わせたくない一心で、
主人公は死んだ父親の代わりに娘を助けに行く。
ところが、
娘は無事に救出するも、
強盗と揉めてる間にお金が爆発で吹き飛び、
組織に返すお金がなくなってしまったので、
主人公は組織から追われる身になってしまった。
しかも、
強盗から助け出した少女は、
自分が原因で孤児になったため、
その場に捨てていくわけにもいかず、
仕方なく二人は一緒に逃げることになる。
・・・みたいな始まり方。
面白いのが、
No.1の殺し屋に、
幼い少女という「ハンデ」が出来た。
そういう展開ではなく、
幼い少女は意外な「助っ人」になる。
・・・みたいな展開。
主人公は、
組織の人間に両腕を麻痺状態にされる。
いくらNo.1の殺し屋でも、
複数の刺客を相手に足だけでは勝てないし、
逃げるしかないのだが、
足だけでは車を運転出来ない。
そこで、
8歳と9カ月の少女に、
ハンドルとギア(AT)の操作をお願いする。
これが意外とセンスがある。
そして、
ココ(謎の図書館)へやってくる。
図書館を隠れ蓑にして、
武器の保管と販売をしている伝説のお店。
いろいろ無理はあるけど、
見せ方が面白くて結構楽しめました。
---------------