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Channel: 魔神機兵団の日記
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サンダー3[1巻]・・・感想

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●お話

とんでもねぇヤツらがやってきた! 

常識を覆す衝撃作、爆誕!!
<ストーリー>
幼い妹ふたばに、やけになつかれている中学生・ぴょんたろう。彼とその2人の友人は、背の低さから「スモール3」と呼ばれていた。
ある日3人は、ぴょんたろうの家で担任教師・ドクから借りた謎のディスクを再生する。そのディスクは異世界と繋がっており、目を離した隙にふたばがその異世界に迷い込んでしまう…。追いかけるぴょんたろうたちだったが、そこで彼らは驚愕の光景を目にすることにーー!?

連載開始直後から

Twitter・マガポケ・コミックDAYSで話題沸騰!
『次にくるマンガ大賞2022』にも

1話目掲載後即ノミネート!!

衝撃、仰天、前代未聞の少年冒険SF譚、ここに開幕!!

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●感想

TVで紹介されて気になってました。

しばらくしてそのことを忘れていたら、

今度は友達からもススメられたので、

その勢いでコミック1巻を買ってしまった。

でも、

実際読んだら斬新で面白いし、

今後がめちゃくちゃ楽しみな漫画で、

買って良かったウインク上差し

 

 

簡単に言ってしまうと、

上記画像上矢印のように

ギャグの世界の主人公が、
真面目な世界に入り込んでしまう。

(ドラゴンボールが真面目かどうかはおいといて)

みたいなノリを、

ギャグにはしないで、

ストーリー漫画でシリアスに描いている。

そんな内容になっています。

 

 

この手のアイデアは
漫画好きなら、

妄想したことのある人もいると思うけど、

この漫画は設定と演出が巧くて面白い。

 

 

いわゆる異世界転生モノだけど、
他の異世界転生モノとは大きく異なり、
 


主人公の転生した先が

明らかに自分たちの住んでる町だけど、

建物の1つ1つが緻密で奥深く見える。

・・・みたいな感じ。
要するに

主人公達3人は、

アニメの世界から、

実写の世界に転生しました。

(本人たちに、自分がアニメや実写と言う認識はない)

その世界には実写の自分達もいた。

・・・みたいな雰囲気。

まずはその世界での
アニメと実写の違いをネタにしたエピソードが、

なんだか微笑ましくて楽しい。
・・・そんな始まり方をします。

 

 

ところが、

自分達のいたアニメの世界とは

大きく違うところがあり、
実写の世界には


宇宙人がいて、

地球の文明があまりにお粗末過ぎるから、
宇宙人は地球人を完全無視して、

好きな場所で好きなように地球を楽しんでいる。

(現時点では、マナーの悪い観光客的な雰囲気)

物理的に何かをされてはいないが、

実質侵略されている状態。

(自分たちの町に突然やくざの事務所が出来たイメージかな?)

でも

弱すぎる地球人は、

それらの行為を見て見ぬ振りをするしかない。

・・・みたいな世界観です。

 

 

作者の池田祐輝さんは、
奥浩哉さんの元アシスタントだそうで、

アニメの世界はトキワ壮の漫画キャラなのに、

実写の世界は奥浩哉さんのGANTZそのもの。
だからまるで

奥浩哉さんのGANTZの世界に、

寺田ヒロオさん的な昭和40年代の漫画キャラが、
迷い込んじゃった・・・みたいな、

違和感の楽しい漫画になってます。

 

 

更に楽しいのは
主人公たちのいた世界とは重力が異なるらしく、
アニメの世界の主人公たちは、

実写の世界ではまるで、
スーパーマン(超人)のような強さ!!

なんだかドラえもんの、

行け!ノビタマン

・・・みたいな設定。

能力が発揮されるのは今後の展開みたいですが、

この先が楽しくなりそうルンルン

 

 

そんな訳で、

2巻以降は

宇宙人に拉致されてしまった妹を助けるための、
SFバトル漫画になっていくのかな?

最終的には地球を救うヒーローになるのか?

まだよく分からないけど、

 

 

今後の展開が
めちゃくちゃに楽しみです。

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