公開日:2022年6月3日
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●お話
地球連邦軍はジャブローでの防衛戦に続いて、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサ攻略に乗り出す。アムロ・レイたちの乗るホワイトベースには、通称「帰らずの島」での残敵掃討任務が命じられる。その島でアムロたちは、そこにいるはずのない子供たちと1機のザクに遭遇。アムロは戦闘中にガンダムを失い、そしてククルス・ドアンという男に出会う。
~シネマトゥデイより~
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●感想
見せ場がとっ散らかってたけど、
想像よりは面白かった。
因みに、
TVではジャブロー前に島へ行ったけど、
安彦さん的に、
ジャブローの前にその場所へ行くことに、
違和感があったらしく、
ジャブローの後に行く設定に変更したらしい。
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[追記]
コメントで教えていただき、
自分でも少し調べました。
(上記サイトで画像借りました)
■TVのファーストガンダム
①ベルファスト(ソドン)
②オデッサ
③ジャブロー
ファーストは物語が上記の順番で、
ジャブローの後に宇宙ですが、
■漫画のオリジンガンダム
①ジャブロー
②ベルファスト(ソドン)
③オデッサ
オリジンは上記の順番に入れ替わり、
ジャブローの後にベルファストへ行き、
オデッサの後に宇宙となります。
そのため、
ククルスドアンの島へ行くのは
ジャブローの後の方が自然な流れになる。
・・・ということみたいですね。
だから、
この映画には、
GMやスレッガーが登場出来る訳です。
オリジンの順番すっかり忘れてた。
がしゅんさんありがとう
[追記終了]
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で、
映画見て、
ホワイトベースの中に、
お馴染みのメンバーが一堂に会していると、
一気に「懐かしさ」が込み上げた。
・・けど、
TVとは異なる
オーバーリアクションのキャラがいて、
知ってる人のリアクションが違うから、
ちょっと違和感ありました
そしてそれは、
「ファースト」にはない演出で、
「オリジン」にはある演出。
要するに、
富野監督 と 安彦監督の違い。
声優さんも、
古谷さんと古川さんと池田さん以外は、
全員別の方に交替していて、
声の似ている人を選んでないのもあり、
ファーストの作り直し。
・・・と言うよりも、
例えばガンダムSEEDのような、
ファーストに似た新作。
・・・と言う気分だった。
ORIGINがアニメ化されると、
きっとこういう感じなんだね。
少し違和感はあるけど、
これはこれで面白い。
みたいな感じかな。
キャラクターも、
これまで気にしたことなかったけど、
こうしてみるとファースト方はまるで、
ドアンや子供たちが、
安彦良和先生のキャラデザインじゃない。
・・・みたいに見える。
くらいにタッチが異なる。
このインタビューによると、
この映画には、
安彦良和先生の憧れでもある
「高畑勲監督」の描く
「日常」を取り入れて描いているらしく、
確かにちょっと、
「世界名作劇場」のノリもありました。
ただ、
世界名作劇場の部分が少し長すぎる。
・・・と感じたので、
例えば、
ドアンとサザンクロス隊の因縁とかを、
もう少し深堀りして描いて欲しかった。
ドアンザクは、
・・・強かった。
めちゃくちゃ強かった。
ろくな整備も出来ていない、
あちこちが
壊れたザクなのに、
整備が万全の
高機動型ザクと、
同じスピードで動き回ってた。
ただ1つ残念なのは、
岩を投げるシーンもあるのだけど、
岩の投げ方が思ってたシーンとちょっと違って、
そこはちょっと残念だった。
そして最後に、
クライマックスシーンの
ガンダムが動き始める瞬間が、
むたくそカッケーです。
ガンダムを初めてカッコイーと感じたくらい、
カッコ良かった。
是非、劇場でお楽しみください
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劇場で売ってた、
Blu-rayがもう売られてる