年末年始に、
「人狼機ウィンヴルガ」
・・・を、大人買いしました
でも実は、
１巻が発売された時にも買おうとして、
悩んだ末に買うのを止めてます。
その時は、
●主人公ロボのデザインと、
●タッチに、
不安を感じて止めました。
・・・が、
昨年末に１０巻の発売を知り、
あの時のマンガがそんなに続いているの？
・・・と感じたら、
すっごく気になって、
大人買いしちゃいました
俺は、
見てないけど、
「ジンキ：エクステンド」
・・・と言う
ロボットアニメの原作者
「網島志朗」さんのマンガです。
「人狼機ウィンヴルガ」は、
現在もチャンピオンREDで連載中。
上記サイトで、
１巻の２１ページまでが立ち読みできます。
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「感想と解説」
最初は不安もあったけど、
読み進めるうちに
イイ感じになっていく。
主人公ロボは微妙なカッコ良さだけど、
ロボットやキャラの画、戦闘シーンなど、
タッチそのものは、
想像より良い感じ
そして、
俺の苦手な、
美少女ロボットマンガだし、
(少年漫画にしては・・・というレベルで)
性の描写が少し過ぎるけど、
美少女がロボットで戦う設定が、
比較的自然な流れと世界観になっている。
・・・と言うのも、
極端な話、
男＝強者(悪)
女＝弱者(奴隷)
・・・が、
基本構造の世界観で、
主人公は弱者の側。
多くの女性が、
悪者(男)たちから、
子供を産むための道具か、
性欲の捌け口にされている。
・・・的な感じなのだけど、
そんな中、
弱き者の一人だった主人公が、
悪者(男)と戦うチカラを手に入れ、
悪者(男)たちから、
奴隷(女)たちを助けるために立ち上がる。
・・・みたいな感じ。
そんなだから、
読み始めは、
女と男が戦争をする構図の、
リアル系ロボットマンガかな？
・・・と思ったら、
ロボット軍団を相手に、
単機で格闘で立ち向かっていくような、
(毎回そういう展開ではないけど)
スーパー系ロボットマンガで、
どんな逆境に追い込まれても、
必ず立ち上がって前に進む。
そんな姿は・・・、
見ていて胸が熱くなります
他にも、
ロボットの設定が、
ちょっと変わっていて。
上記は敵の量産型だけど、
この世界の「ＡＩ」には、
人間(男)の「脳味噌」が使われていて、
どうやら、
男の世界にも、
強者と弱者の格差があって、
弱者の脳味噌がＡＩにされてしまうらしい。
そして下記
が、
主人公ロボの、
「人狼機ウィンヴルガ」。
狼に変形するロボットで、
ＡＩ (脳)はないのに自我があるし、
この世界で「主人公ロボだけ」が、
パイロットの、
感情(怒り)をエネルギーにするという、
特殊な設定で、
怒りの強さに比例してパワーが強くなり、
無限に怒れば、
無限のパワーを発揮出来る。
みたいな感じだけど、
主人公はまだ、
無限の怒りを発揮出来ないし、
怒りをコントロールすることも出来ない。
だけど少しずつ、
そのチカラが覚醒しつつある。
・・・みたいな感じ。
ところでこの作品、
ザッと見ただけでも、
以下のような、
「マジンガーZ」や
「マジンサーガ」の
設定や演出の似ている部分が散見される。
●脳味噌がAI
(マジンガーZの鉄仮面)
●人質を盾にするロボ
(マジンガーZのグロゴスG5)
●感情で無限パワー
(感情ではないけどマジンサーガ)
●自動出産装置
(マジンサーガのニッキー)
細かく見ればもっといろいろあると思う。
それに、
女性の裸や性描写が多いところも、
永井豪作品っぽいと言えばぽい。
とは言え、
作品そのものが似てるい訳ではないけど、
似ている部分があると、
親近感が湧いて読みやすく感じる。
ロボットの大きさは、
作中の描写からは、
10～15mくらいに感じていたけど、
巻末の設定を見ると20.9mで、
意外と大きかった。
この大きさなら、
バズーカブリキンとの共演も妄想しやすい。
さて、
主人公は戦いを重ねていくうちに、
女にも悪がいて、
男にも悪ではない者がいることを知る。
・・・みたいなことがあって、
最新１０巻では、
この世界での子作りとは、
強者(男)が弱者(女)と行為をすることなので、
弱者の意志は無視され、
強者の意志だけが反映される。
・・・ところが、
この世界で初めて、
愛し合う男女による
愛のある行為で妊娠した女性がいて、
その時の「愛の尊さ」が全世界に知れ渡り、
世界中が、
プロトカルチャー(歴史的衝撃)となった。
しかし、
奴隷と同等の立場になることを、
良しとしない者(男)がいて、
悪(男)と愛を交わすことを、
汚らわしいと感じる者(女)もいて、
男からも女からも妊婦の命が狙われ、
主人公とその仲間たちが助けようとする。
・・・みたいなお話でした。
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