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●お話
行方不明だったランチョー(アーミル・カーン)が
街に戻ってくると聞き、ファルハーン(マドハヴァン)と
ラージュー(シャルマン・ジョシ)は母校に向かう。
10年前、三人は名門大学の学生だった。
真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、
好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと
学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)が接近したことから、
3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。
~シネマトゥデイより~
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●感想
見る前は、マヌケな3人組みが、
旅先で様々なトラブルに巻き込まれながらも、
3人で協力して、面白おかしく解決していく。
・・・的な話かと思っていたら、全然違った(笑)
主人公3人は大学時代の大親友なんだけど、
そのうちの1人、ランチョーだけは卒業後行方不明に・・・。
しかし、10年ぶりにランチョーの行方が判明し、
2人はランチョーへと会いに行く。
だけどこの物語は、ランチョーに会いに行く道中の物語ではなく、
なぜ、ランチョーは卒業後行方不明になったのか?
・・・その経緯を説明するため内容で、
彼等3人が、大学時代に起こした事件の数々を振り返る。
・・・そんな内容になっています。
インド映画をちょっとバカにしてましたよ。
もう笑えるし、泣けるし、意外に深いし、意外性もあって、
170分もあるのに、全然飽きずに最後までしっかり堪能しました。
3人は、こち亀のとんちんかん的な3バカトリオなんだけど、
中でもリーダー的存在のランチョーは、実は天才でキレ者。
それなのに、一見バカで変人で、いたずら大好き。でも情に厚い男。
嫌味な同級生、融通の利かない教授や学長をやっつけたり、
金の亡者と結婚しそうなかわいい女性を助けたりするのだけど、
その倒し方が痛快でユニーク。
まるでグッド・ウィル・ハンティングのマット・デイモン演じるウィルを、
コミカルにしたようなキャラに感じました。
でも、そういう終始オバカな映画かと思えば、
ラスト寸前では、不意打ちの感動エピソードをぶち込んできて、
しかも続けざまにくるし、その頃にはキャラに感情移入しまくりなので、
結構ウルウルしちゃいました。
かと思えば、インド映画らしく、突然歌やダンスが始まったりと、
ホントに楽しい映画でした。
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●インドのマイケル・J・フォックス?
この人がランチョー役の人ですが、
学生時代は髪形のせいで気づかなかったけど、
ラストシーンはこの画像的な風貌なんですよ。
なんとなくだけど、マイケル・J・フォックスっぽくない?
今回の役柄も、いかにもマイケル・J・フォックスが
全盛期にやりがちなキャラだったので、余計にそう感じました。
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オススメです。
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きっと、うまくいく・・・感想
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