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●お話
取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介(松本潤)は、
そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの
真緒(上野樹里)と10年ぶりの再会を果たす。
学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられていた彼女が、
当時の姿から想像がつかないほど
魅力的な女性になったことに驚く浩介。
再会に運命めいたもの感じた二人は惹(ひ)かれ合うようになり、
結婚を決意するまでに。だが、真緒は誰にも知られてはならない、
とんでもない秘密を持っていて……。
~シネマトゥデイより~
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●感想
この映画のキャスティングが発表されたとき、
松本潤と上野樹里は(ちょっと)違うよな~~
・・・と思ったので、過度に期待せず見たけど、
実際に見るとこのキャスティング、
めちゃめちゃ良いじゃな~~~い
主人公の浩介は、ナヨナヨした感じの三枚目キャラ。
イケメンが多いジャニーズの中でも、
特にキレイな顔立ちをした「松本潤」さんは違うだろ?
・・・と思っていたのに、
男でも、服装や髪形でこれだけ変わってくるもんか?
・・・というくらいナヨナヨした普通の青年になってました。
松本潤さんの演技で見せている部分もありそうなので、
申し訳ないけど、正直意外でした。
一方、主人公の彼女、真緒役の「上野樹里」ちゃんも、
のだめの、のぺーーーっとしたイメージが強く、
真緒はもっとハキハキした活発な女の子じゃないとダメだろ?
・・・と思っていたのに、
真緒の自由奔放さや無邪気さが充分すぎるほど表現されていたし、
何より、何気ない笑顔がとっても真緒らしくて、しかもかわいすぎる。
意外に活発さもあったし、さすが上野樹里さんでした。
この映画、恐らく、
オチを知っていて見る方が、より楽しめそうだな~~
・・・と感じました。
二人がやけにラブラブなのも、
真緒が浩介を好きな理由や、真緒の不可思議な行動もまた、
オチを知ることで、違った角度から見えるからです
そう言えば、
「とんでもない秘密の見せ方」 や 「ラスト」 が、
小説とはちょっと違っていたのですが、そこがまた良かった
小説では、秘密が何かをはっきりとは語りませんが、
映画では割と早い段階でわかるし、
真緒が、なぜそうなったのか?
・・・もはっきりと語られています。
ラストも、小説はとても切なくじれったい終わり方をするのですが、
映画ではすっきりと明るく終わります。
私は小説の、内容よりも、
真緒から浩介への強い想い、浩介から真緒への深い愛
・・・に惹かれて、
映画も見てみようかな?と感じたのですが、
映画は、小説以上の想いや愛、感動があって、とても楽しめました
俺も、こんな彼女が欲しいなぁ。
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陽だまりの彼女・・・感想
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