エヴァは、
ウルトラマンではなく、
ウルトラマン的なモノ。
庵野監督と永井豪先生の対談で、
永「エヴァはウルトラマンだと聞いたけど?」
庵「ウルトラマン的なモノですね。」
庵「ぶっちゃけていうと…デビルマンなんですよ。」
・・・こんな会話がありました。
ウルトラマンか?と聞かれ、
わざわざ、
「的なモノ」と答えていることから、
庵野監督の中では、
エヴァンゲリオンとウルトラマンは別物で、
明確な違いが存在する。
俺は対談を読んでそう感じました。
でも、
意外とみんなそれに共感してくれなくて。
このネタを、
もっと知りたくていろいろ調べたけど、
当時は全然情報が出てこないから諦めてました。
あれからもう、
(その対談の掲載された本が発売されてから)
約20年が経過しました。
しかし、
シン・仮面ライダーのネタをキッカケに
庵野監督のことを調べていたら、
ココにそれがありました
これを読むと、
庵野監督の説明を聞いたスタッフが、
ウルトラマンにした可能性はあるけど、
少なくとも、
庵野監督自身は、
エヴァンゲリオンに、
「意識してウルトラマンを引用していない。」
・・・ということがはっきりと分かり、
なんだかスッキリ
と言うことは、
アンビリカルケーブルの活動限界の設定って、
まるでカラータイマーみたいにも感じてたけど、
ウルトラマンとは無関係なのね。
因みに、
庵野監督と永井豪先生の対談に出てきた
庵野監督のラフスケッチと言うのが、
同じくエヴァンゲリオンイメージスケッチ原版。「山下君と出渕さんのラフデザインを試しに融合させてみたものだったと記憶してます(庵野)」(LDBOXにはVersion.A,Bとして掲載) pic.twitter.com/txOXBxKUcl
— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) February 9, 2018
コレのことかな
(これをベースにしたロボットがCMに出てたね)
・・・と思うのですが、
このデザインが本当にそうなのであれば、
対談で庵野監督が言ってたほどには、
いかにもデビルマンではないけど、
確かに顔のアップを見ると、
悪魔っぽさは強く感じる。
そして、
上記の庵野監督のラフスケッチをベースに、
山下さんが仕上げたのかな?
・・・と思えるのが
「このデザイン画」で、
この時点では、
完成した初号機にあるような、
細身のボディラインではないし、
ウルトラマン的な部分も皆無。
ゲッターロボにするか?
鬼にするか?
・・・で、
方向性を悩んでいるような感じが見受けられる。
エヴァンゲリオンが「的なモノ」になるのは、
もう少し後のようですね。
あとは、
ネット検索すると出てくるテレビ版の企画書。
うーん、その話まですると・・・長くなるな
今日はもう止めておこう
そんな訳で、
対談の中では魔王ダンテの名前も出てくるけど、
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魔王ダンテを貼ってみた。