いいつけの本屋で
ライドンキングを推していて、
実はいつか読もうと思ってたので
買って見た。
これ、設定が面白い
主人公は、
何かに乗るのが大好きで、乗りこなす対象が困難であればあるほど、乗りこなしたときに至福の喜びを感じる。そんな性癖の持ち主で、その性癖が、この漫画の重要なポイント。
猛獣に乗るために「オキナワ古流カラーテ」で体を鍛え、波動拳こそ使えないが、まるでストリートファイターリュウのような超人で、突進する大型トラックを一本背負いするなんてエピソードまであるほど。最終的に、「国家」に乗るために知を鍛えて大統領となり、プルジア共和国の独立を成功させた人物。
そんな訳で、
プルジア共和国では、一番頭が良くて、一番強い人物。
それが主人公 で、
そんな主人公が、
とある事故に巻き込まれて気絶し、気づいたら異世界にいた。
・・・という物語。
その異世界は、
剣と魔法の国で、ドラゴンやゴブリンなどのモンスターが出てくる。
そして、
異世界で冒険者の少女二人に助けられた主人公は、二人への恩返しで自分も冒険者となって共に旅をするが、相手が人でもモンスターでも、自身が「善」と判断した者は、損得抜きで命がけで助ける。その判断があとあと、主人公に様々な幸運をもたらすこととなる。
で、
このマンガの面白いところは、主人公の異常な強さと賢さ1つ1つにわざわざ「理由」と「意味」を作っているところ。普通そこまで設定しないけど、その理由と意味が、ギャグにもシリアスにも振れるようになっているのが面白いなーと感じています。
主人公は、
変態な性癖を隠しながら、超真面目に生きている、ギャグとシリアスが紙一重なキャラ。真面目な感じと、ちょっとふざけた感じとが、絶妙な配合で織り交ざっている。作品自体、様々な要素がギャグなのに、それらを混ぜて完成した作品は結構シリアスで、そういうところが読んでいて飽きないところかな・・・と思う。
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