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Channel: 魔神機兵団の日記
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オーバーロードⅡ(全13話)・・・感想

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シーズン2の最終巻レンタル開始に合わせて、まとめて全巻レンタルしました。

 

これ上矢印は、

主人公のアインズ・ウール・ゴウン様。

まず、「シーズン1」の復習。

その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」(フルダイブ型オンラインゲーム)のサービス終了に伴い、プレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。

サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、それどころか、NPC達が意思を持って動き出し、自身もゲームの中の(自分が作った)キャラクターとなってしまったことに気付く。

モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。

~Wikipediaより~

そんな訳で、シーズン1は、

リアルでは平凡なサラリーマンなのに、部下の前では、世界征服を目指す悪の魔王を無理して演じたり、現実となった異世界で、ゲームのお約束がどれだけ通用するのか?試験をしてみたり、

・・・そんなお話がシーズン1。

 

そして、

「シーズン2」は、

アインズ様の部下二人が主人公のお話でした。

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●1~5話

前半は、コキュートスの話。

幹部の一人「コキュートス」上矢印は、

戦士としての能力は高く、

忠義にも厚いが、

考えるよりも本能で戦うタイプのため、

幹部としての才能がない。

 

「ドズル」+「ハルク」÷2

=「コキュートス」みたいな感じ。

そこで、前半の5話までは、コキュートスを、幹部としてレベルアップさせよう!

・・・みたいなお話。

 

コキュートスには、

リザードマンの村を制圧する任務を与えるが、あえて、リザードマン達より弱い戦力で戦わせる。それに対してコキュートスが(戦略や具申等)どんな対応をするのか?

・・・というお話だった。

 

「感想」

物語の始めは、アインズ様もコキュートスもあまり出て来ないので、普通にリザードマンの、人間(トカゲ)ドラマや恋愛ドラマの物語。

村を代表して戦う3人のリザードマン達が、非常に魅力的なキャラで、そういう意味ではとても楽しめた。でも、それ以上に、アインズ様のキャラが強烈だから、アインズ様が出てこないと、若干の物足りなさは感じました。

 

このリザードマン二人の恋愛物語なんかも、純情だけど野性的な感じが、いかにも知能はあるけど爬虫類って感じで、そんな異色な感じが面白かった。

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●6~12話

後半のメインは、セバス・チャンの話。

幹部の一人「セバス・チャン」上矢印は、

アインズ様からの信頼も厚い頼れる部下で、

見た目や名前からも分かるように、

執事系のキャラ。

しかし、キャラを作った「たっち・みー」の影響で、困った人をついつい助けてしまう悪い癖があり、今回も、路上に捨てられた、いかにも怪しい少女を助けてしまい、その結果、面倒事に巻き込まれてしまう。

 

しかも、よりにもよって、

その少女は、街を牛耳る悪の組織「八本指」に関係する店で働いていた少女だった・・・というお話。

 

「感想」

後半は、いくつかの話が交錯しながら展開していくので、いかにも怪しい少女の正体とか、弱いけど懸命に姫に尽くす兵士の行く末とか、そうした、いくつもある謎のチラ見せがうまく、そこに、シーズン1に出て来たキャラも絡ませつつ展開していき、飽きることなく、なかなか見応えがありました。他にも、アインズ様が、冒険者(漆黒の英雄モモン)に扮して、モンハンみたいに依頼をこなすけど、組織の資金集めが大変すぎて、どんなに稼いでも予算が足りないはどの小ネタが挟まれ、世界制服を企む魔王が資金難で悩むとか、ベースがゲームという設定をうまく活かしてるし、リアルキャラと魔王キャラのギャップが激しすぎて、なかなか笑えました。

 

セバス・チャンも、こんな目になって、無双しまくる。

 

個人的に気に入ったのが、

八本指のリーダー「ゼロ」。

体中に動物の刺青があり、刺青は単なるカッコつけだと思ったのに、魔法のチカラを宿した刺青で、全身に動物の能力を宿すことが出来るのが衝撃的でした。

 

なぜなら、それって、

魔獣戦線じゃーーーーーん!!

なので、ゼロが気に入りました。

 

そして、宿した動物の能力、その全てを拳一点に集中させて、すっごいパンチを放ってました。

 

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●12~13話

更に、セバス・チャンが八本指に絡まれて大変な最中。同じ街で・・・、

街に魔物が出現して大変だから、国が討伐隊を結成し、魔物退治に行くぞ!!

・・・的な話も展開していました。

討伐隊には、いまや世界中に名を馳せる「漆黒の英雄モモンさん」も、国からの依頼で参加しました。

・・・が、しかし、

 

そこにいた魔物とは、幹部の一人でアインズ様の頭脳的存在「知将デミウルゴス」。

デミウルゴスも信頼のおける部下なので、ある程度行動を自由にしていたから、まさか、ここにいるとは寝耳に水。

そんな訳で、デミウルゴスとモモンは戦うことになってしまいました。果たして・・・。

 

「感想」

 後半も、始まってすぐこそ、若干の物足りなさを感じたのですが、すぐに、いろいろ展開してきたり、モモンさんの小ネタが挟まれてクスッとしたり、それらが絶妙に絡み合って、ぐんぐん楽しくなって来ました。

まさかのセバスチャンが裏切るの?

・・・と思わせての、

実はデミウルゴスが裏切るの?

・・・と思わせたり、

かと思うと、シーズン2の終わりの方では、アルベドが、裏切りとも取れる発言をする。いったい誰が裏切る(正確には洗脳される)んだよ!みたいなドキドキ感が、楽しかったです。

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