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●お話
ロシアがまだソ連の頃、クラトフ博士は国からの依頼で、様々な機械の操作を可能とする(敵兵器を遠隔操作出来る)装置の研究をしていた。しかし、思うような結果が出せず、その計画は中止となる。
そこで今度は、遺伝子操作による超人計画が研究された。研究は順調に進んでいたが、研究所が事故により爆発し、超人計画の中断も余儀なくされた。ところが、その事故から50年後、機械を操る装置を完成させ、自ら超人となったクラトフ博士がロシアに宣戦布告。50年前の事故は、クラフト博士が故意に起こしたものだった(因みに、超人化された人間は、不死ではないが、不老になる)。
ところが、ロシア軍が総力を挙げてもクラトフ博士たった一人に敵わない。どうやら、通常兵器や普通の人間では勝てないと悟ったロシア軍は、過去にクラトフ博士の研究材料とされ、クラフト博士に恨みを持つ超人たちが、きっと世界のどこかに生きているはず・・・と、超人達を探し出し、集結させ、超人部隊「ガーディアンズ」を結成する。
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●感想
レンタルしました。
カテゴリーをアメコミにしちゃったけど、ロシアのヒーロー映画だから、本当はアメコミではないです。
この作品は、アベンジャーズとX-MENの要素をアクセントにしてるけど、まるでロシア版「ファンタスティック・フォー」みたいな映画(の劣化版)です。
戦闘シーンの舞台となる何かの施設や、街並みなど、ロシアが舞台なので、ハリウッド映画で見慣れた景色とはまた異なる独特の雰囲気が、妙な迫力を醸し出していました。それに、キャラデザインや設定が、日本や、日本のメジャーなゲームからの影響が強いような印象も受けました(忍者っぽいとか鉄拳っぽいとか)。
ただ、若干キャラを作り込みすぎていて「え?宝塚」みたいなキャラがいたり、ストーリーがいくら何でもなさすぎだったり、妙に説明しすぎだったり、キャラも前半と後半で設定変わってるのがいたりとか、ちょっと惜しい部分もあるけど、それでも、CGとか結構しっかり出来ているから、戦闘シーンは楽しい仕上がりで、B級C級レベルを想像していたから、これほどのモノが見れるとは思わなかったので、正直俺は、「DC映画」より普通に楽しめた。
コレがガーディアンズ。
以下はメンバー紹介。
●岩を使った攻防を得意とするサイキッカーの「レア」
岩をアーマースーツのようにして防御する姿はまさに、ファンタスティックフォーの「ザ・シング」。
この人が「ザ・シング」
●三日月刀の二刀流で、高速の「ハン」
全身黒で口数が少なく、口を隠す姿や高速移動技とか、まるで忍者。
アメコミヒーローでいう「フラッシュ」だけど、高速移動の能力なんて珍しくもないし、忍者感が強すぎるから、全然フラッシュ感はない。ただ、見た目忍者の割に、カンフー使いなんだけどね。
一応フラッシュ。高速移動の表現も、フラッシュとは全然違う。
●熊に変身する能力を持つ「アルスス」
見た目は鉄拳のキャラみたいで、設定はハルクっぽかった。
●透明人間で、高温低温に強い「クセニア」
この女性も、いかにもファンタスティックフォーの「インビジブルウーマン」。
でも、インビジブルウーマン(上記画像)みたいに「バリア」は使えない。高温低温に強いと説明していた割りに液体窒素で凍るし、どうやら透明になれるだけ。
●敵は「ドクタークラトフ」
アイアンマン2の敵を演じたミッキーロークみたい。
ミッキーロークね。
●宝塚
名前がよくわからないけど、「少佐」と呼ばれていた。
見た目はブラックウィドウで、肩書きや役割はニックフューリーみたいな人。
●最新兵器
そういえば、AI搭載の、四本足の戦車的な兵器も出てくる。この画像は、犬でいう伏せをしている状態(停止中)。
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どうやら、アベンジャーズみたいにシリーズ化を狙ってるらしいが、果たして・・・。
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