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●お話
明の時代の中国辺境に、60年に1度の砂嵐が訪れようとしていた。
旅宿「龍門」には宝の都が300年ぶりに出現すると聞きつけた
チャン(グイ・ルンメイ)率いる盗賊団が集結。
そこへ皇帝の子を宿した官女スー(メイヴィス・ファン)と
侠客(きょうかく)リン(ジョウ・シュン)、
スーの命を狙う宦官(かんがん)ユー(チェン・クン)や、
彼を倒そうとする義士ジャオ(ジェット・リー)らが集まって来て……。
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●感想
ジェットリーが主役の、
いわゆる昔ながらの香港アクション映画だけど、
ワイヤーアクションとCGがふんだんに使用され、
ジェットリーが宙を舞い、剣を振り回して華麗に戦い、
手裏剣的な武器や、ブーメラン的な武器を扱う奴もいたりして、
いかにも今風に味付けされた、
見た目にも非常に楽しい映画です。
アクションが楽しければあとは何でもいいや
・・・くらいの気持ちで見始めたのですが、
この手の香港映画にしては、
中盤以降で人間関係が複雑に絡み合いだし、
そこが意外に楽しくて、気づけば、
アクション以外の部分でもしっかり楽しんでいました。
ただ、冷静に振り返ると、
どこかで見たことのあるようなシーンを
無理矢理1つに繋げちゃえ~~~的な内容でもあるけれど、
意外に、最後はうまくまとめられている気がしました。
ジェットリーが好きな人、
ちょっとした暇つぶしが欲しい人などには
なかなかのおススメな映画だと思います。
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