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●感想
インクレディブルハルクを見たら、その後のロス将軍(この映画では将軍じゃないけど)が出てくるシビルウォーも見たくなった。
シビルウォーといえば、アベンジャーズがヒーローの在り方を巡り、キャプテンアメリカチームとアイアンマンチームで対立する構図を描いたもの。この映画のヒーローの在り方を、日本のヒーローで例えるとどのヒーローだろ?どんな状況だろ?
・・・みたいなことを考えてみた。
一概には言えないけど、例えば、
組織に属さないヒーローは「仮面ライダー」で、
組織に属するヒーローは「戦隊」って感じかな?
でも、組織に属すると言っても、アベンジャーズのヒーローはそれぞれ基本はピンでの活動だから、戦隊は何かが違う気がするんだよね。
だからって、同じ刑事で、
組織に属するピン活動ヒーロー「宇宙刑事」たち。これはこれで、なんだか違う気がするんだよね。見た目はアイアンマンっぽいけど。
個人的には、
組織に属するヒーローは「牙狼」が適当な感じかな?
牙狼は、基本ピン活動だけど、それぞれの騎士には管轄があり、管轄の異なる騎士同士で協力し合うこともあるけど、基本自分の管轄でしか戦えない。それが理由で、戦いたくない敵と戦ったり、倒したい敵と戦えなかったりして、鋼牙がやきもきする。そんなエピソードが、あった気がするんだよね。
キャプテンアメリカが、アイアンマンに訴えていたことって、そういう感じのことだよね?
宇宙刑事も管轄はあるけど、牙狼と比較して、俺の勝手なイメージかもしれないけど、管轄の違いとか無視して自由に活動している印象が強いんだよね。
それに引き換えというか、そういう意味では、
仮面ライダーって管轄がないから、悪のいる場所なら、それが世界中のどこであろうと、自らそこに行って戦うからね。でもそういう戦いは台詞だけで、TVで流れることはないけどさ。
キャプテンアメリカは、そういう方が、ヒーローらしい活動だって言ってるわけだよね。
シールドがもう少ししっかりとした組織だったら、きっとこんな問題にはならなかったんだろうけど。
ただね、どっちの考えが正しいとかよりも、
ヒーローとして、痴話喧嘩で空港破壊しちゃダメでしょ!!被害の規模も額もデカすぎるよ。
やってることは、めちゃめちゃヴィランじゃん!!
で、
その後のロス将軍(もう将軍ではないけど)。
この人を見るために、この映画を見たんだよ。
雰囲気はそのままで、すっきりスリムなダンディになった。
でも、相変わらず上から目線の、自分だけが正しい、みたいな嫌な奴だった。
組織に属することは必ずしも悪いことではないと思うけど、こういうダメ上司の下で働くのは、正しいと思えないね。結局、組織のダメなところはソコだよ。上司次第で、正義と悪の定義が入れ替わることもあるけど、部下は上司に逆らえないからね。
キャプテンアメリカにとっての組織とは、きっと、こういう奴の下で、働くことを意味するんだね。
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