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●お話
光子力研究所の仲間たちと力を合わせ、さらにスーパーロボット・マジンガーZを操り、人類を滅亡の危機に陥れようとした悪の科学者Dr.ヘルと彼の率いる地下帝国を壊滅させた兜甲児。それから10年の月日が流れ、世界は平和を取り戻し、彼は祖父や父と同じ科学者の道を歩んでいた。ある日、兜は富士山の地中で巨大な構造物と未知の生命反応に遭遇。それを機に人類は新たな脅威にさらされ、兜は再び人類を守ろうとマジンガーZを操縦して過酷な戦いに身を投じることになる。
~シネマトゥデイより~
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●感想
劇場で、初日の初回に見てきました
なんか、感想長くなっちゃった。
適当に飛ばし読みして下さい。
始まってすぐにいきなり、機械獣軍団との激しい攻防があり、必殺技のオンパレードでグッと鷲掴み
その後、昔の映画と同じように、水木一郎アニキのOPテーマから始まる展開があり、それが意外に業物。歌に合わせて昔風の作画で、TVアニメの名場面が走馬灯のように流れていくのですが、それが、10年後の世界観に違和感なく入り込むスイッチになりました。
俺はマジンガーZの映画を、子供の頃に映画館で見れなかったので、いつか巨大スクリーンで見たいと願い、その夢がようやく実現したので、それなり以上に期待をして見たけど、
それでも予想以上に楽しめました
続編にしたのも良かったと思う。
でも、初見でも楽しめそうな気がする。
主要なキャラ達がこの10年でどう変化したのか?それには詳細な説明がなく、流れや雰囲気から察してね、みたいな感じで、実際雰囲気で十分わかるけど、インターバルピースを読んでいたのは正解でした。でも一か所だけ、インターバルピースの設定で、あれ?と思うところがあったけど、あれはどういうことだ?それだけ巧妙な・・・という意味?
Dr.ヘル軍団の復活に関してもほとんど語られないのですが、恐らく、インフィニティの誕生と同じ理由だろうなぁ、と思った。
あと映画を見る前は、ボスボロットのコミカルな感じは新しい映画にはちょっと浮きそうじゃね?・・・と思ったけど、昔と全く変わらぬコミカルさが、この映画にベストにマッチしていて、楽しくてニヤケちゃった。この10年で変化した良さと変わらぬ良さとが、絶妙に絡み合っていて、それがこの映画の巧さかな?・・・と思った。
イチナナ式は、いかにも量産型の雑魚メカで、思ったより弱かったな。あれなら原作のマジンガー軍団の方が強そう。
マジンガールズはどうした!あれは出番削りすぎか?登場シーンが無理矢理すぎて、こいつら必要か?という感じがしたぞ。
グレートとZの、全ての必殺技をこれでもか!ってくらいに堪能することが出来たのも、ストレス発散で楽しめたポイント出来れば、マジンガールズよりもアフロダイかダイアナンに、出てきてほしかった。
あっ!冷奴先生と、K君のZも出てきたよ。
一瞬ね。
「物語」はね、
ベースは真マジンガーZERO(マンガ版)で、終盤はウイングマンという感じ。
超巨大なミケーネの遺跡ロボ
「マジンガーインフィニティ」と
マジンガーZ達が戦う話で、
遺跡から発掘された
ミケーネが開発した「リサ」という
アンドロイドが仲間になるのですが、
映画を見る前、これは「真マジンガーZERO」か?・・・と、多くの人がそう感じたみたいだけど、実際、物語のベースは真マジンガーZEROにとてもよく似ている。
ただ、真マジンガーZEROというマンガは、癖が強くて暴走して、マジンガーの世界観からも大きくハミ出ている(マジンガーとは似て非なる)マンガで、面白いけど、俺はソコが嫌だった。でもこの映画は、本当に真マジンガーZEROがベースだったとしても、外枠ギリギリで(TVアニメの)マジンガーの世界観に収めていて、ちゃんとマジンガー(の続編)なんだよね。そこが良かった。
後半の展開はネタバレになるから詳しく書かないけど、まるで「原作版ウイングマン」のようでした。
リサやグレートマジンガーの存在を巧く活かして、自然な流れで「兜甲児とマジンガーZの物語」に集約していたように思いました。
「声優さん」
主要キャラの声優さんが違うのは、予告で聞いた時とは異なり、意外に気にならなかった。
おかずクラブは台詞が少ないのもあるけど、意外に普通。ただ「あしゅら男爵」には少し違和感があった。でも演技が下手とかではなく、男女で同時に話すとき、声がズレているときがあったので、それがちょっと気になった感じ。
石丸さんの統合軍司令は、甲児の時とは微妙に声が違い、渋くて良かった。でも、田中亮一さんが誰の声をしているのかがわからなかった。パンフを見てわかったけど、エキストラなのに声に存在感のある、ら~めん屋の客だった。
「パイルダ―」
そういえば、
インターバルピースを読んだときに、
文明の進化でパイルダーの後部に空間が出来たと知り、二人乗りにすれば良いのに・・・って感想書いたけど、劇場版では二人乗りになっていて、ニヤニヤが止まらなかった
「入場特典」
劇場の人が入場特典があるのを忘れていて、他のお客さんも知らなかったみたいで、俺が問い合わせたら奥の方から出してきてくれたけど、店の人も完璧にド忘れで、入口で5分以上待たされた。実物をネットで見たときはクリアファイルみたいな素材かな?と思っていたけど、紙でした。
「劇場グッズ」
こんなの買いました
事前にネットでチェックして欲しかったモノは全部買えた。
透視図クリアファイルは、なんかイイ!
(マジンガー好きだった息子にお土産でクリアファイル買ったら、こんなの要らないって言われたけど)
カードリーダーは数が少なかったのもあるけど、安くないのにすぐ売り切れ、逆に、ボスボロットのイヤホンジャックは、俺以外誰も買ってなかった
あと、黒い長方形は名刺入れ。メタル製で表面がレザー調になっていて、フタの右下には永井豪50周年記念マークがあり、フタを開けるとマジンガーZのレーザー彫刻があります。なかなか渋くて、普段使いしても一見誰もわからない感じがぐー
「劇場版マジンガーZ新聞」
劇場やコンビニで販売しているところもあるらしいけど、俺の行くところにはどうせないだろうと思い、通販で買った(400円)。まだちゃんと読んでなくて、特別に新しい情報はないっぽいけど、今の俺はお祭り気分なので勢いです
永井豪の作品や世界観の簡単な年表とか、マジンガーZの玩具やゲームのこと、スポーツ新聞らしくちょっとエッチな内容とか、シレーヌのコメント?とか、聖地巡礼のこととか、桜多五作さんのコメントとか、オリジナルTV版と劇場版のキャラやメカの比較とか、そんなことが掲載されています。
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明日からは、パンフ読んだり、新聞読んだりして、俺のお祭りはしばらく続きそう