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●感想
劇場へ見に行ってきました。
本当は12月中に見たかったけど、いろいろ予定が詰まっていて、年明けになってしまいました。
ファンの間では賛否あるみたいで、このエピソード8をなかったことにする署名運動とかまであるらしいですが、俺は熱狂的なファンではないからか、多少疑問はあるものの、割と普通に楽しめました。
それにしてもフォースって、何だかものすごく不安定で危険なチカラですよね。
ジェダイって、超能力剣士というよりは、法力僧みたいな存在だと思う。そして、ジェダイという「光の法力僧」の発する「光の法力(フォース)」は負の感情と混ざりやすく、負の感情と混ざることで「闇の法力」となり、闇に呑まれた法力僧は、「鬼(暗黒面)」になってしまう。才能のあるジェダイは簡単な修行でとてつもない法力が発揮されてしまうので精神修業が追い付かず、闇に呑まれる法力僧が多い。しかも、一度闇に呑まれたら実質更生は不可能という、暗黒面というよりは、フォースという能力の不安定さが、なんだかとても恐ろしい感じがした。
引き籠りのルークに関しては、
エピソード7を見た後に感じたのが、ルークは父(アナキン=ダースベイダー)のこともあり、上記した、闇のチカラの存在やフォースの不安定さを誰よりも恐怖(あるいは危惧)していて、ジェダイが同じ過ちを二度と繰り返さないために、自分を最後にジェダイを終わらせようと、あの惑星に引き籠っていた。
・・・的なことを、エピソード7の後に想像していました。でも違った。結果論ではあるけど、意外とバカだった(笑)
まあでも、状況からよく考えれば、カイロ・レンの正体(ベン・ソロ)と、誰が修行したんだ?って考えれば、ルークしかいない訳なんだけど、となると結局、時代は繰り返される的な(ワン)パターンなんだなぁ・・・なんてことを、エピソード8を見ながら感じていました。
個人的には、ダースベイダーに代わる新キャラを作り出すなら、ジェダイから暗黒面というお決まりのコースではなく、最初から暗黒面として修行してきたエリート暗黒面的な存在を期待していたので、時代は繰り返すパターンは定番過ぎて少しクドさを感じた。やっぱり監督がルーカスじゃないから、らしさを意識しての定番だったのかな?・・・だとしたら、意識しすぎかもね。
あとちょっと気になったのは、フィンがある作戦を実行するために、カジノの惑星へある人物を捜しに行くのですが、最終的にああいう展開になるならカジノに行く必要がないし、結局フィンの作戦は失敗するのですが、その後の展開に、例えどんなに小さくても良いから、プラスかマイナスの影響が欲しかったです。その後もキャノン潰しで似たような展開になるし。
ああいう展開(扱い)にするなら、ずっとベッドに寝たままでラストに目覚めるとかでも良かったんじゃないの?とは思いまた。
あれでは、視聴者には無駄なシーンにしか映らない。せめて大きなマイナスの結果にはなったけど、その後、フィンの活躍で脱出とか、多少の挽回が欲しかった。
まあでもその辺りは、文句を書いている割に、そんなに気にしてはいません。
俺がただ1つだけ大きく残念だったのが、詳しくは書かないけど、カイロ・レンの役割が変化したこと。あいつにあの役は荷が重いだろ!!というのは強く感じました。
ただ、ファーストガンダムの「ジオンに兵なし」ではないけど、帝国軍もレジスタンスも、兵士の数が圧倒的に不足していて、エピソード4~6の頃と比較して、戦争の規模がとても小さいように感じました。だから、上記みたいな展開になっちゃうのかな?・・・なんてことを感じました。
そしてこれは、帝国軍のボス「スノーク」の親衛隊的な存在。6~8人?くらいいて、武器の種類が3~4種類あるのかな?
その1つが、ガリアンの剣みたいに、蛇腹で鞭みたいになるんですよね。
この武器カッコ良かった。
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