---------------
●お話
7年前、駐英日本領事館関係者の集団毒殺事件で生き残った少女が国際犯罪組織に誘拐されていた。そして現在。特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、国際犯罪組織バーズを追って来日した国連犯罪情報事務局の元理事マーク・リュウ(鹿賀丈史)に同行することになる。そんな中、7年前に誘拐された少女の現在の姿の動画が公開され、犯行グループは身代金を要求し……。
~シネマトゥデイより~
---------------
●感想
これまでの相棒劇場版と比較して、映画だからと気合入り過ぎで、無理のある設定の事件でもなく、杉下右京の推理がニュータイプ過ぎてイミフでもなく、割と普通に、いつものTVの相棒っぽい設定や展開で、私はとっても楽しめました。
と言って、劇場版らしいシーンがない訳ではなく、捜査本部は装備が妙に豪華だし、オリンピック選手団のパレードシーンとかは、TV版ではあり得ない人数が画面いっぱいにいてとても賑やかで華やかなシーンで、画的には、劇場版Ⅰの東京マラソンとも被るシーンではあるけど、このシーンの使い方、事件との絡ませ方が、Ⅰより巧かったですね。
伊丹さんと芹沢も、血まみれになって(でも笑える)頑張ってました。
米沢さんの絡み方も、神戸の絡み方も、登場シーンは少ないけど、とてもらしくて良かったです。
これまでの相棒劇場版の中では、俺は、これが一番楽しめました。
この劇場版を見て、10月から始まるTVシリーズのシーズン16が、益々楽しみになってきました
---------------