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●感想1
個人的には、割と楽しめた映画だった。
この映画は、PS3などで人気の高い、潜入アクションゲームを映画化したものです。息子がこのゲームのファンなので、俺も少しだけプレイしたことがあります。
現代人がある装置で、過去の人(アサシン)の中に(意識が?)入って、何かを探しているらしい・・・くらいはゲームでわかっていた。
ただ、ゲームの映画化って難しいよね。
ゲームする人は、過去をメインに、現代の物語をサラッと見たい気分だと思うけど、でも実際は、現代の人がいろいろ企んで、過去に行く訳だから、映画では現代がメインになる。
現代:過去=6.5:3.5くらいかな?
現代のパートは、説明部分はがんばってサラッと気味にしているように感じた。ただやはり、説明することが多い割に、サラッとしているので、背景がちょっとわかりづらいと感じる人はいるかもしれない。
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●そこでプロローグ
「テンプル騎士団」と「アサシン教団」。
この2つの組織は、十字軍の頃から「エデンの果実」を巡る長い戦いを続けていて、世界中の様々な歴史の陰に、エデンの果実を巡るこの2つの組織の介入が、数多く存在されている。
エデンの果実とは、
アダムとイヴのリンゴ(知恵の実)のことで、その実を使うと、人々の心(思考)を操り、人類を支配することができると言われている、正に、神の秘宝。
「テンプル騎士団」は、果実のチカラで人類を支配し、それにより平和な世界を目指し、
「アサシン教団」は、自由による平和を求め、人々から自由を奪おうとするテンプル騎士団に果実が渡らぬよう、活動している。
そして現代・・・。
アブスターゴ財団は、
テンプル騎士団とアサシン教団の長い戦いの歴史から、エデンの果実の存在を知り、神の秘法を発見するため、「アムニス」という装置を発明する。
アムニスとは、DNAから、その人の先祖の記憶を探ることが出来て、その子孫が、ある特定の先祖の人生を体験することで、体験した記憶を周囲の人が映像化して見ることが出来る・・・というもの。
そして、2つの組織の子孫達を探し出し、いくつもの先祖の記憶を結び付けることで、歴史上、最後にエデンの果実を持っていた人物を特定し、現代にいる、その人物の子孫の居場所を突き止めた。
・・・というのが、この映画の本編前に存在するプロローグ。
でも、普通に見ていれば、多くの人がなんとなくはわかると思う。
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●お話
記憶を失った死刑囚のカラムは、謎の(アブスターゴ財団の)施設に送り込まれ、謎の装置アムニスに繋げられ、何の予備知識もなく、いきなり先祖の記憶を追体験させられる。
そして、そのプロジェクトの担当者ソフィアから、新しい人生と潤沢な資金を条件に、エデンの果実発見に協力して欲しいと頼まれ、悩んだ末にカラムは、その依頼を引き受けるのだが・・・。
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●感想2
この映画の過去パートは、1492年のスペインを舞台にしているらしいです。
舞台となったスペインの映像がキレイだし、アサシンの、フードつきの衣装やアサシンブレードの武器もカッコイーし、アサシンを演じる役者さんの肉体やアクションも凄くて、とても、らしかったように思います。
そして現代のパートには、有名な役者さんがチラホラいたりしました。なので、少しわかりづらい部分もあったけど、何をしてるのか、何をしたいのかは、なんとなくわかるし、有名な俳優さんたちが演技巧いし、退屈することなくその陰謀も含めて楽しめました(笑)
俺個人は、普通以上に楽しめたと思います。
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